世界ランキング 棄権の松山22位キープ、石川は82位
2014年3月4日(火)午後0:04
4人によるプレーオフを制したラッセル・ヘンリー(米)が、世界ランキングで64人抜きを演じて見せた。
激戦となった米男子ツアーのザ・ホンダ・クラシックでツアー通算2勝目を飾ったヘンリーは、米国時間3日発表の最新世界ランキングで110位から46位にジャンプアップ。世界トップランカーが勢揃いした試合で実力をアピールし、さらに上位を狙う勢いを感じさせた。
サンデーバックナインで失速してプレーオフの末、2位タイに終わったローリー・マキロイ(北アイルランド)は、それでも前週の8位から6位にジワリとランクアップ。2位タイの他の2人もライアン・パーマー(米)が同ランク77位から59位に、ラッセル・ノックス(スコットランド)が206位から119位へとそれぞれ順位を上げている。
松山英樹は以前から痛めていた左手親指付け根の状態が悪化し、同大会2日目スタート前に棄権したが、同ランク22位の座をキープ。同大会で3試合連続となる予選落ちを喫した石川遼は前週の80位から82位に後退している。
また、欧州&南ア・サンシャインツアー共催のツワネ・オープンで勝ったロス・フィッシャー(英)が同ランク82位から68位に浮上。2位タイの2人は、マイケル・ホーイ(北アイルランド)が242位から202位に、ダニエ・ヴァン・テナー(南ア)は538位から360位にそれぞれ躍進した。
上位陣は、タイガー・ウッズ(米)がザ・ホンダ・クラシック最終日の13番で腰痛のため棄権したものの、同ランクNo.1を維持。2位アダム・スコット(豪)、3位ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)もしっかりとその座をキープしている。
その他の日本勢は小田孔明が76位から78位に、片山晋呉が89位から91位にランクダウンしている。