石川、1打に泣く 絶好調J.ダフナー2週連続Vへ単独トップ!
2012年5月26日(土)午前8:47
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初日大きく出遅れた石川遼はカットラインに1打足りず米男子ツアー5連戦の初戦、残念ながら決勝ラウンド進出を逃した。
同ツアーのクラウン・プラザ招待 at コロニアル(テキサス州、コロニアルCC)は現地時間25日、第2ラウンドの競技を終了。前日4オーバー74を叩き104位タイと出遅れていた石川は、巻き返しを誓った2日目、出だしの1番パー5でグリーン左サイドのバンカーから絶妙のリカバリーでピンそばに寄せてバーディを奪う好発進。続く2番も連続バーディとし幸先の良い立ち上がりを見せ予選突破圏内に浮上した。
しかしその後が続かず4番でボギー、5番以降はスコアカード通りのプレーで耐えたが14番で再びボギー。結局2バーディ、2ボギーのイーブンパー70の平凡なスコアで通算4オーバー。カットラインにわずか1打及ばず80位タイで無念の予選敗退が決まった。
一方、この日ノーボギーの6アンダー64を叩き出したジェイソン・ダフナー(米)が通算11アンダーで単独トップに浮上。前週のHPバイロン・ネルソン選手権でシーズン2勝目を飾っているダフナーが2週連続Vに向け絶好のポジションを確保した。実はダフナー、ここ9試合で首位または首位タイに立つのは11ラウンド目。突如ブレイクした絶好調男は「このまま良いゴルフを続けたい。そしてちょっとした歴史を作れたら良いね」と2週連続優勝に意欲を見せた。
その他上位陣は通算9アンダー単独2位に初日のトーナメントリーダー、ザック・ジョンソン(米)が続き、通算7アンダー3位タイにボ・バン・ペルト(米)、トミー・ゲイニー(米)の2人。首位のダフナーと同組で回ったリッキー・ファウラー(米)が通算4アンダー8位タイ、歴代チャンピオンのひとりセルヒオ・ガルシア(スペイン)はスコアを3つ落とし、通算1アンダーでジョン・デイリー(米)らと並ぶ21位タイに後退した。