スペインの星、故セベ・バレステロス（スペイン）の一周忌を前に後輩たちが奮闘している。

　最終日の翌日がセベの一周忌にあたる欧州ツアー、レアル・セグロス・オープン・デ・エスパーニャ（スペイン、レアルクラブ・デ・ゴルフ・デ・セビラ）は現地時間3日、第1ラウンドの競技を終了。ショーン・ミキール（米）が5アンダー67で回って単独首位に立ったが、スペインのジョージ・カンピーヨが1打差の2位タイにつけた。その他、2アンダー70の6位タイにラファエル・カブレラ-ベロ、さらに1打遅れた12位タイでパブロ・ララサバルが追うなど、スペイン勢がナショナル・オープンで偉大な先輩セベに捧げるタイトルを獲るべく好発進を切っている。

　その他の主な選手は、カンピーヨと並ぶ2位タイにロバート・ロック（英）とダニー・ウィレット（英）。カブレラ-ベロと並ぶ6位タイにはマッテオ・マナセロ（伊）、フランセスコ・モリナリ（伊）がつけた。また、ディフェンディング・チャンピオンのトーマス・エイケン（南ア）はララサバルと並ぶ12位タイから連覇を狙うこととなった。

　一方で、地元のベテラン、ミゲール・A・ヒメネスとホセ・マリア・オラサバルは3オーバー75の81位タイと出遅れている。