海外男子
遼クン、ほろ苦スタート P.ミケルソンが暫定トップ!
2009年2月20日(金)午後2:45
ディフェンディング・チャンピオンのフィル・ミケルソン(米)が先週までの不振を吹き飛ばすような快調なプレーでリーダーボードを駆け上がる中、石川遼は思うようなゴルフが出来ず出遅れた。
石川のアメリカデビュー戦、米男子ツアーのノーザン・トラスト・オープン(カリフォルニア州パシフィック・パリセーズ、リビエラCC)は現地時間19日に開幕したが、4選手がホールアウトできず、第1ラウンドは日没サスペンドが決定。そんな中ノーボギーの8アンダー63と爆発したミケルソンが後続に1打差をつけ、暫定ながら単独トップに立った。
1打差の暫定2位にスコット・マッキャロン(米)が続き、3打差の暫定3位タイに前週優勝のダスティン・ジョンソン(米)の他、ジム・フューリック(米)、ルーク・ドナルド(英)、ディーン・ウィルソン(米)らがつけたが、アーニー・エルス(南ア)はイーブンパー71で暫定80位タイ、ビジェイ・シン(フィジー)とパドレイ・ハリントン(アイルランド)は1オーバー72、暫定96位タイと大きく出遅れた。
「ようやくパットが入り出したよ」と笑顔を見せたのは単独トーナメントリーダー(暫定)のミケルソン。「先週までとの違いはパット。それにグリーンを外しても寄せワンでしのげたのが大きかった」とノーボギーの快調なラウンドを振り返った。“不振”と騒がれていたが、本人は「まだシーズンは始まったばかり。マスターズに向けて徐々に調子を上げていけば良い。今のところ正しい方向に向かっていると思う」と気に留める様子はない。ライバルのタイガー・ウッズ(米)の次週復帰が決まった今、ミケルソンのモチベーションも一段と跳ね上がっている。
一方、注目の石川はほろ苦デビュー。出だしの1番こそ広いフェアウェイを切り裂く目の覚めるようなドライバーショットが炸裂しバーディ発進を見せたが、その後が続かず苦戦。7番では3パットのダブルボギーを叩き「18ホールを通して体が(思うように)動かなかった」と悔しがった。結局2オーバー73を叩き、第1ラウンドは暫定114位タイからのスタート。夢の舞台を「楽しむまではいっていない」と反省の弁を口にしたが、第2ラウンド以降、気持ちを切り替えビッグスコアを目指すつもりだ。
苦戦した17歳に対し、米ツアー先輩たちは頑張った。2週間ぶりの登場となった今田竜二は5バーディ、1ボギーの4アンダー67をマークし、ミケルソンに4打差の暫定10位タイと好発進。昨季賞金ランク13位の貫禄を見せつける格好となった。またもう1人、今季好調なプレーを続けている丸山茂樹も1アンダー70の無難な滑り出しで暫定53位タイからのスタート。自宅が近く、以前からよく練習を行って来た“庭”とも呼べるリビエラCCで、残り3日、完全復活を目指すつもりだ。
石川のアメリカデビュー戦、米男子ツアーのノーザン・トラスト・オープン(カリフォルニア州パシフィック・パリセーズ、リビエラCC)は現地時間19日に開幕したが、4選手がホールアウトできず、第1ラウンドは日没サスペンドが決定。そんな中ノーボギーの8アンダー63と爆発したミケルソンが後続に1打差をつけ、暫定ながら単独トップに立った。
1打差の暫定2位にスコット・マッキャロン(米)が続き、3打差の暫定3位タイに前週優勝のダスティン・ジョンソン(米)の他、ジム・フューリック(米)、ルーク・ドナルド(英)、ディーン・ウィルソン(米)らがつけたが、アーニー・エルス(南ア)はイーブンパー71で暫定80位タイ、ビジェイ・シン(フィジー)とパドレイ・ハリントン(アイルランド)は1オーバー72、暫定96位タイと大きく出遅れた。
「ようやくパットが入り出したよ」と笑顔を見せたのは単独トーナメントリーダー(暫定)のミケルソン。「先週までとの違いはパット。それにグリーンを外しても寄せワンでしのげたのが大きかった」とノーボギーの快調なラウンドを振り返った。“不振”と騒がれていたが、本人は「まだシーズンは始まったばかり。マスターズに向けて徐々に調子を上げていけば良い。今のところ正しい方向に向かっていると思う」と気に留める様子はない。ライバルのタイガー・ウッズ(米)の次週復帰が決まった今、ミケルソンのモチベーションも一段と跳ね上がっている。
一方、注目の石川はほろ苦デビュー。出だしの1番こそ広いフェアウェイを切り裂く目の覚めるようなドライバーショットが炸裂しバーディ発進を見せたが、その後が続かず苦戦。7番では3パットのダブルボギーを叩き「18ホールを通して体が(思うように)動かなかった」と悔しがった。結局2オーバー73を叩き、第1ラウンドは暫定114位タイからのスタート。夢の舞台を「楽しむまではいっていない」と反省の弁を口にしたが、第2ラウンド以降、気持ちを切り替えビッグスコアを目指すつもりだ。
苦戦した17歳に対し、米ツアー先輩たちは頑張った。2週間ぶりの登場となった今田竜二は5バーディ、1ボギーの4アンダー67をマークし、ミケルソンに4打差の暫定10位タイと好発進。昨季賞金ランク13位の貫禄を見せつける格好となった。またもう1人、今季好調なプレーを続けている丸山茂樹も1アンダー70の無難な滑り出しで暫定53位タイからのスタート。自宅が近く、以前からよく練習を行って来た“庭”とも呼べるリビエラCCで、残り3日、完全復活を目指すつもりだ。








