第1Rは日没順延 S.ダイソンが暫定首位タイ
2014年2月28日(金)午前11:16
アーニー・エルス(南ア)設計のコッパーリーフゴルフ&カントリーエステート(南ア)を舞台に行われている欧州ツアーと南ア・サンシャインツアー共催のツワネ・オープン第1ラウンド(現地時間27日)は、雷雨のため40人以上がホールアウトできないまま日没サスペンデッドが決定。そんな中、全長7,964ヤード、4つのパー5はすべて600ヤード超、最も長い4番は685ヤードという難コース相手に3年ぶりの欧州ツアー7勝目を狙うサイモン・ダイソン(英)と、地元のトレバー・フィッシャーJr.(16ホール終了)が7アンダーで並び、暫定ながらトップを並走している。
2011年KLMオープン以来、勝利から遠ざかっている36歳のダイソンは好プレーに上機嫌。「今日はすごく良かった。ここ数週間、パッティングに足を引っ張られていたけれど、昨日キャディと話して『自分の考え方が間違っていた』と気がついた。それで1時間半くらいパッティング練習したらいい感じになったんだ。1番で1.8メートルのパーパットを沈めて、2番では12メートル強のバーディが奪えたからね」と笑顔で、ウイナーズサークルにカムバックすることを思い描いている。
今大会はシーズン序盤の南アフリカシリーズ(全8試合)最終戦となるが、ここまでの7試合中5勝を地元勢が飾っている。その地元の期待を一身背負っている34歳フィッシャーJr.は、16ホールを7バーディ、ノーボギーと好プレー。欧州ツアー初優勝への夢を膨らませた。
6アンダー暫定3位タイには、ロス・フィッシャー(英)、ジャレド・ハーヴェイ(南ア)、エリク・バン・ルーエン(南ア)、ダレン・フィチャード(南ア/17ホール終了)、ダニエ・ヴァン・テナー(南ア/17ホール終了)。好調のトーマス・エイケン(南ア)は17ホールを終えて3アンダー暫定24位タイ、ジョージ・コージー(南ア)は2アンダー70で暫定36位タイとまずまずの位置にいる。だが、ディフェンディング・チャンピオンのダウィー・バン・ダ・ウォルト(南ア)は、16ホールを終えて5オーバー暫定150位タイと大きく出遅れてしまった。