海外男子
今田竜二/念願の初優勝を飾った08年 09年はマスターズ出場!
2008年12月30日(火)午後1:05
14歳で単身渡米して以来、ゴルフひと筋に打ち込んできた今田竜二にとって、2008年は大きな意味を持つ年になった。
米ツアーのメンバーとなって4年目。5月のAT&Tクラシックでプレーオフの末、ケニー・ペリー(米)を下して初優勝を飾ったのだ。首位に3打差の6位タイで最終ラウンドを迎えるとバーディを重ねてリーダーボードを駆け上がった。5アンダー67でプレーして通算15アンダー。最終組で回ったペリーに並び、勝負をプレーオフに持ち込んだ。
実は大会の舞台となったグレッグ・ノーマン(豪)設計のTPCシュガーローフは、ジョージア大時代を過ごしたアトランタ近郊にあり、今田にとっては地元同然の場所。地の利を生かし、07年大会もザック・ジョンソン(米)とプレーオフを戦ったが、18番パー5で2オンを狙って池ポチャし、敗れた苦い思い出がある。
その分、今年は冷静に臨んだが、ティーショットは昨季大会と同じようにラフにつかまった。しかし、先に打ったペリーの第2打はグリーン奥の木を直撃し、跳ね返ったボールは池へ。4オンしたペリーがパーパットを外したのと対照的に、今田はレイアップしてきっちりパーセーブし、今田の優勝が決まった。この勝利で青木功、丸山茂樹に続く日本人3人目の米ツアー優勝。夢だったマスターズ参戦も決まり、飛躍の1年となった。
2009年はそのマスターズが第一目標となるだろう。今季の米ツアー終了後には谷口徹と共に日本代表としてワールドカップ出場を経験した。日本ツアーに凱旋出場した際には、石川遼を始めとする選手たちから、そのショートゲームを学ぼうと注目されたほどの存在だ。それだけに、球聖ボビー・ジョーンズ(米)の庭、オーガスタナショナルGCでその技がどこまで通用するか。日本のファンばかりでなく、世界が注目する中でステップアップした今田の戦いが始まる。
米ツアーのメンバーとなって4年目。5月のAT&Tクラシックでプレーオフの末、ケニー・ペリー(米)を下して初優勝を飾ったのだ。首位に3打差の6位タイで最終ラウンドを迎えるとバーディを重ねてリーダーボードを駆け上がった。5アンダー67でプレーして通算15アンダー。最終組で回ったペリーに並び、勝負をプレーオフに持ち込んだ。
実は大会の舞台となったグレッグ・ノーマン(豪)設計のTPCシュガーローフは、ジョージア大時代を過ごしたアトランタ近郊にあり、今田にとっては地元同然の場所。地の利を生かし、07年大会もザック・ジョンソン(米)とプレーオフを戦ったが、18番パー5で2オンを狙って池ポチャし、敗れた苦い思い出がある。
その分、今年は冷静に臨んだが、ティーショットは昨季大会と同じようにラフにつかまった。しかし、先に打ったペリーの第2打はグリーン奥の木を直撃し、跳ね返ったボールは池へ。4オンしたペリーがパーパットを外したのと対照的に、今田はレイアップしてきっちりパーセーブし、今田の優勝が決まった。この勝利で青木功、丸山茂樹に続く日本人3人目の米ツアー優勝。夢だったマスターズ参戦も決まり、飛躍の1年となった。
2009年はそのマスターズが第一目標となるだろう。今季の米ツアー終了後には谷口徹と共に日本代表としてワールドカップ出場を経験した。日本ツアーに凱旋出場した際には、石川遼を始めとする選手たちから、そのショートゲームを学ぼうと注目されたほどの存在だ。それだけに、球聖ボビー・ジョーンズ(米)の庭、オーガスタナショナルGCでその技がどこまで通用するか。日本のファンばかりでなく、世界が注目する中でステップアップした今田の戦いが始まる。








