リ・エスドが単独首位! 有村は2打差7位タイ
2012年4月13日(金)午後4:59
国内女子ツアーの西陣レディスクラシックは13日、熊本県の熊本空港カントリークラブを舞台に開幕。ツアー初勝利を目指すリ・エスド(韓)が出入りの激しいゴルフながら、6バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの3アンダー69で回り、単独トップに立った。
現在25歳でツアー6年目のリ・エスド。この日は1番ボギーという出だしになったものの、2番から4番まで3連続バーディを奪って前半を2アンダーで折り返す。後半は12番ではダブルボギーを叩いたが、それでも10、15、17番でバーディをものにしてリーダーボードの最上段を射止めた。
首位と1打差の2位タイには、5バーディ、3ボギーの2アンダー70で回ったイ・ボミ(韓)のほか、宋ボベ(韓)、熊本県出身の一ノ瀬優希、若林舞衣子、藤野オリエの5人がつけている。
また、手首痛からの復活を目指す有村智恵は、上がり2ホールを連続バーディで締めるなど4バーディ、3ボギーの1アンダー71で、茂木宏美らと並び首位に2打差の7位タイと好位置につけた。横峯さくらは2バーディ、4ボギーの2オーバー74、開幕戦Vを飾ったルーキーの斉藤愛璃も2オーバー74で共に31位タイ発進となった。
ディフェンディング・チャンピオンの不動裕理は2バーディ、5ボギーの3オーバー75と崩れ、先週のスタジオアリス女子オープンで優勝した佐伯三貴、2年連続賞金女王のアン・ソンジュ(韓)らと並んで43位タイと出遅れた。
このほか、2週間前のヤマハレディースオープン葛城でツアー2勝目を飾った笠りつ子は4オーバー76で、金田久美子、諸見里しのぶ、服部真夕らとともに57位タイと苦しい初日に。2週間前には米女子ツアー今季メジャー初戦のクラフト・ナビスコ選手権に出場した馬場ゆかりは、7オーバー79の87位タイと大きくスコアを崩している。