地元熊本で結婚後初Vに挑む不動!
2012年4月12日(木)午前8:35
史上最年少永久シード選手の不動裕理が、地元熊本で結婚後初の優勝に挑む。
国内女子ツアーの西陣レディスクラシックは、熊本県の熊本空港カントリークラブを舞台に13日に開幕。ディフェンディング・チャンピオンの不動を筆頭にツアーを引っ張る九州勢を中心に戦いが繰り広げられる。
東日本大震災の影響でツアー第2戦から第5戦までが中止となった昨季。同大会は再開初戦として注目を集め、最終日には1万人を越えるギャラリーが集結。大会は不動がプレーオフの末に馬場ゆかり、イ・ジウ(韓)を下してツアー通算49勝目を挙げた。不動は2週後のサイバーエージェント レディスゴルフトーナメントで通算50勝目を飾っている。
その後、7月に会社役員の湖中正泰氏と結婚することが判明し、10月に入籍。オフの今年1月に挙式して“新妻”となって新しいシーズンを迎えた。
今季はこれまで3試合に出場して23位タイ、10位、9位タイ。2戦目のヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップでは、初日から首位を走りながらも最終日に崩れて優勝を逃す悔しい思いを味わっている。そんな状況だけに、結婚後初の優勝、そしてツアー通算51勝目を地元で決めようと意気込んでいる。
その他の熊本勢は、ヤマハレディースオープン葛城でツアー2勝目を挙げた笠りつ子、手首痛からの復活を目指す有村智恵、初優勝を渇望する青山加織らいずれも実力者揃い。これに2年連続賞金女王のアン・ソンジュ(韓)、今季1勝の李知姫(韓)、イ・ボミ(韓)の強豪韓国勢に加え、横峯さくら、諸見里しのぶ、馬場ゆかりらが入り混じって今週も激戦必至の様相だ。