海外男子
J.フューリック、貫禄の暫定首位タイ!
2008年9月7日(日)午後0:30
今季勝星のない大物のひとり、ジム・フューリック(米)がリーダーボードの最上段に駆け上がった。
米男子ツアーのフェデックスカップ・プレーオフシリーズ第3戦、BMW選手権(ミズーリ州セントルイス、ベルライブCC)はハリケーンの影響で初日が中止となったため、現地時間の6日に第2ラウンドと第3ラウンドを強行実施したが、最終組が5ホールを残してタイムアップ。日没サスペンデッドとなり、続きは翌日に持ち越された。
そんな中、第2ラウンドで8アンダー62と爆発したフューリックが、第3ラウンドでも4つスコアを伸ばし、初日から首位を守るカミロ・ビジェガス(コロンビア/13ホール終了)と通算12アンダーで並び暫定ながらトップタイに躍り出た。2打差の暫定3位にブライアン・ゲイ(米/15ホール終了)が続き、3打差の暫定4位にアンソニー・キム(米/17ホール終了)。また第3ラウンドで6アンダー64をマークした崔京周(韓)が通算8アンダーとし、26位タイから暫定5位タイにジャンプアップ。同じ暫定5位タイにはアーロン・バデリー(豪)、D.J.トラハン(米)らがつけている。
一方、第2ラウンドで単独3位に浮上したフィル・ミケルソン(米)だが、第3ラウンドはスコアを伸ばせず、16ホール終了時点で通算7アンダー。暫定9位タイで足踏み状態。第2ラウンドの3番パー3でホールインワンを達成したセルヒオ・ガルシア(スペイン)が、通算5アンダー暫定16位タイ。プレーオフ3試合連続優勝を狙うビジェイ・シン(フィジー)は通算1オーバーで暫定46位タイと優勝は絶望的。パドレイ・ハリントン(アイルランド)も通算2オーバー暫定51位タイに低迷している。
「長い1日だった。まるでマラソンレースのよう。下が濡れていて、砂地を歩いているようだった」と疲れた表情を見せながら、暫定トップタイの好位置に納得の笑顔を見せたフューリック。第2ラウンド(10番スタート)では1アンダーでハーフを折り返したあと、2番パー4で残り114ヤードを直接カップにねじ込みイーグル奪取。これで勢いがつき、5番から上がり5ホール連続バーディを奪ってリーダーボードの最上段に浮上した。「まだ残りはある。疲れているのは皆同じ。明日も集中力を保って自分のプレーに徹したい」。フューリックは大一番での今季初Vに意欲を見せた。
また今大会の成績次第でプレーオフ最終戦のザ・ツアー選手権出場の有無が決まる今田竜二は、第2ラウンドをパープレーで回ったあとの第3ラウンド、前半はスコアカード通りのプレーで凌いだが、後半3つのボギー(1バーディ)を叩き、2オーバー72と崩れ、通算4オーバー暫定62位タイへ後退。ザ・ツアー選手権進出(フェデックスカップポイントランク上位30位まで)に黄信号が灯った。
米男子ツアーのフェデックスカップ・プレーオフシリーズ第3戦、BMW選手権(ミズーリ州セントルイス、ベルライブCC)はハリケーンの影響で初日が中止となったため、現地時間の6日に第2ラウンドと第3ラウンドを強行実施したが、最終組が5ホールを残してタイムアップ。日没サスペンデッドとなり、続きは翌日に持ち越された。
そんな中、第2ラウンドで8アンダー62と爆発したフューリックが、第3ラウンドでも4つスコアを伸ばし、初日から首位を守るカミロ・ビジェガス(コロンビア/13ホール終了)と通算12アンダーで並び暫定ながらトップタイに躍り出た。2打差の暫定3位にブライアン・ゲイ(米/15ホール終了)が続き、3打差の暫定4位にアンソニー・キム(米/17ホール終了)。また第3ラウンドで6アンダー64をマークした崔京周(韓)が通算8アンダーとし、26位タイから暫定5位タイにジャンプアップ。同じ暫定5位タイにはアーロン・バデリー(豪)、D.J.トラハン(米)らがつけている。
一方、第2ラウンドで単独3位に浮上したフィル・ミケルソン(米)だが、第3ラウンドはスコアを伸ばせず、16ホール終了時点で通算7アンダー。暫定9位タイで足踏み状態。第2ラウンドの3番パー3でホールインワンを達成したセルヒオ・ガルシア(スペイン)が、通算5アンダー暫定16位タイ。プレーオフ3試合連続優勝を狙うビジェイ・シン(フィジー)は通算1オーバーで暫定46位タイと優勝は絶望的。パドレイ・ハリントン(アイルランド)も通算2オーバー暫定51位タイに低迷している。
「長い1日だった。まるでマラソンレースのよう。下が濡れていて、砂地を歩いているようだった」と疲れた表情を見せながら、暫定トップタイの好位置に納得の笑顔を見せたフューリック。第2ラウンド(10番スタート)では1アンダーでハーフを折り返したあと、2番パー4で残り114ヤードを直接カップにねじ込みイーグル奪取。これで勢いがつき、5番から上がり5ホール連続バーディを奪ってリーダーボードの最上段に浮上した。「まだ残りはある。疲れているのは皆同じ。明日も集中力を保って自分のプレーに徹したい」。フューリックは大一番での今季初Vに意欲を見せた。
また今大会の成績次第でプレーオフ最終戦のザ・ツアー選手権出場の有無が決まる今田竜二は、第2ラウンドをパープレーで回ったあとの第3ラウンド、前半はスコアカード通りのプレーで凌いだが、後半3つのボギー(1バーディ)を叩き、2オーバー72と崩れ、通算4オーバー暫定62位タイへ後退。ザ・ツアー選手権進出(フェデックスカップポイントランク上位30位まで)に黄信号が灯った。








