海外男子
C.ビジェガス単独トップ! 今田は出遅れ
2008年9月6日(土)午後0:25
スパイダーマンことカミロ・ビジェガス(コロンビア)が並み居る強豪を抑え単独トップに立った。
米男子ツアーのフェデックスカップ・プレーオフシリーズ第3戦、BMW選手権(ミズーリ州セントルイス、ベルライブCC)は現地時間の4日、同地を襲った豪雨のため初日が中止になるアクシデントに見舞われたが、5日にはコース整備が整い第1ラウンドの競技を行った。フェデックスカップポイントランク上位70名しか出場できない、エリートフィールドでこの日主役に躍り出たのは5アンダー65をマークしたビジェガス。先週のドイツ銀行選手権で3位タイに食い込んだ勢いそのまま、好調なショットでトーナメントをリードした。
1打差の2位タイにケニー・ペリー(米)、スティーブ・ストリッカー(米)、ティム・ヘロン(米)、アンドレス・ロメロ(アルゼンチン)、スチュアート・アップルビー(豪)が続き、2アンダー68の12位タイにフィル・ミケルソン(米)、アーニー・エルス(南ア)、セルヒオ・ガルシア(スペイン)らがつけている。
また、3試合連続優勝を狙うビジェイ・シン(フィジー)はイーブンパー70、37位タイとスタートダッシュならず。今季メジャー2勝を挙げながら、プレーオフシリーズで2試合連続予選落ちを喫し、ポイントランク44位まで落ち込み最終戦のザ・ツアー選手権出場(上位30名)が危ぶまれているパドレイ・ハリントン(アイルランド)は、最終ホールで約2.5メートルのバーディチャンスを逃したが、1アンダー69で回り、21位タイにつけている。
「このコースのどこが好きかって?『65』を出せるところでしょ!」とおどけたのは、単独トップに立ったビジェガス。4連続を含む8つのバーディを量産(3ボギー)し「いいショットがたくさんあった」と満足げな表情を浮かべた。前日、水浸しになったコースは、整備スタッフの尽力で修復し「思ったよりも状態は悪くなかった」とビジェガスも回復の早さに驚いた様子。それでも下が濡れてボールが転がり難いため、コースは長く、「ラフに入れると厄介」だと打ち明ける。そしてもう1つ厄介なのが、濡れたグリーン上で行ういつもの“スパイダーマンポーズ”でのライン読み。「ズボンが汚れるから洗濯物が増える」と苦笑いのビジェガスだった。
日本勢で唯一今大会進出を決めている今田竜二は、出だしの2連続ボギーでつまずき、3バーディ、5ボギーの2オーバー72の56位タイと出遅れた。現在フェデックスカップポイントランク23位と、今大会で30位以内に入れば最終戦進出が決まる。ザ・ツアー選手権出場のためには、36ホールの長丁場となる、土曜日のプレーが鍵になりそうだ。
米男子ツアーのフェデックスカップ・プレーオフシリーズ第3戦、BMW選手権(ミズーリ州セントルイス、ベルライブCC)は現地時間の4日、同地を襲った豪雨のため初日が中止になるアクシデントに見舞われたが、5日にはコース整備が整い第1ラウンドの競技を行った。フェデックスカップポイントランク上位70名しか出場できない、エリートフィールドでこの日主役に躍り出たのは5アンダー65をマークしたビジェガス。先週のドイツ銀行選手権で3位タイに食い込んだ勢いそのまま、好調なショットでトーナメントをリードした。
1打差の2位タイにケニー・ペリー(米)、スティーブ・ストリッカー(米)、ティム・ヘロン(米)、アンドレス・ロメロ(アルゼンチン)、スチュアート・アップルビー(豪)が続き、2アンダー68の12位タイにフィル・ミケルソン(米)、アーニー・エルス(南ア)、セルヒオ・ガルシア(スペイン)らがつけている。
また、3試合連続優勝を狙うビジェイ・シン(フィジー)はイーブンパー70、37位タイとスタートダッシュならず。今季メジャー2勝を挙げながら、プレーオフシリーズで2試合連続予選落ちを喫し、ポイントランク44位まで落ち込み最終戦のザ・ツアー選手権出場(上位30名)が危ぶまれているパドレイ・ハリントン(アイルランド)は、最終ホールで約2.5メートルのバーディチャンスを逃したが、1アンダー69で回り、21位タイにつけている。
「このコースのどこが好きかって?『65』を出せるところでしょ!」とおどけたのは、単独トップに立ったビジェガス。4連続を含む8つのバーディを量産(3ボギー)し「いいショットがたくさんあった」と満足げな表情を浮かべた。前日、水浸しになったコースは、整備スタッフの尽力で修復し「思ったよりも状態は悪くなかった」とビジェガスも回復の早さに驚いた様子。それでも下が濡れてボールが転がり難いため、コースは長く、「ラフに入れると厄介」だと打ち明ける。そしてもう1つ厄介なのが、濡れたグリーン上で行ういつもの“スパイダーマンポーズ”でのライン読み。「ズボンが汚れるから洗濯物が増える」と苦笑いのビジェガスだった。
日本勢で唯一今大会進出を決めている今田竜二は、出だしの2連続ボギーでつまずき、3バーディ、5ボギーの2オーバー72の56位タイと出遅れた。現在フェデックスカップポイントランク23位と、今大会で30位以内に入れば最終戦進出が決まる。ザ・ツアー選手権出場のためには、36ホールの長丁場となる、土曜日のプレーが鍵になりそうだ。








