海外男子
J.B.ホルムズ単独トップ! 大物続々予選落ち
2008年8月9日(土)午後0:30
ツアー屈指の飛ばし屋J.B.ホルムズ(米)が、ただひとりアンダーパー(通算1アンダー)でトーナメントをリードした。
米男子ツアーの今季メジャー最終戦、第90回 全米プロゴルフ選手権(ミシガン州ブルームフィールド・タウンシップ、オークランドヒルズCC)は現地時間の8日、雷雨の影響で日没サスペンデッドとなった第1ラウンドの続きと第2ラウンドを終了。第2ラウンドを2アンダー68で回ったホルムズが、通算1アンダーで16位タイから一気に単独トップへ浮上した。
1打差の2位タイには韓国系アメリカ人のチャーリー・ウィー、全英オープン歴代チャンピオンのベン・カーティス(米)、メジャー初勝利を狙うジャスティン・ローズ(英)が続き、2打差の5位タイにデビッド・トムズ(米)とヘンリック・ステンソン(スウェーデン)がつけている。
初日暫定トップのジーブ・ミルカ・シン(インド)は、この日4オーバー74とスコアを落とし、通算2オーバーでセルヒオ・ガルシア(スペイン)、ブラント・スネデカー(米)、アーロン・バデリー(豪)、アンヘル・カブレラ(アルゼンチン)らと並び7位タイに後退。優勝候補筆頭のフィル・ミケルソン(米)は通算3オーバー14位タイにとどまっている。
「いいプレーが出来た。前半はパットが決まらずイライラしたけれど、全体的にショットは凄くいい。『68』というスコアには大満足」と言うのは、単独トップに躍り出たホルムズ。今季はすでにFBRオープンで勝利を飾っているが、ここ6試合で予選落ち4回と足踏み状態。今週でライダーカップのポイントによる出場メンバー(上位8名)が決定するが、一時圏内間近だったポイントも17位まで後退し、2年に1度の欧米対抗チーム戦、栄光のメンバー入りはまだ確定できていない。
ライダーカップに関しては、地元ケンタッキーで行われる同大会への出場を目指し、なりふり構わずフィールドの薄い試合に出続けポイントを稼いだケニー・ペリー(米)が有名だが、実はホルムズの故郷もケンタッキー。初日のラウンド後に、目の炎症を訴えて棄権したペリーとは違い、ホルムズは最後まで戦い抜いて、この試合で優勝と地元開催のライダーカップ出場、“両手に花”を実現するつもりだ。
7位タイにつけるバデリーが「まるで全米オープンのようなサバイバルレース」と今大会を称したが、前日の雷雨にも関わらず、硬くなるばかりのグリーンと、厄介な風に悩まされ、大物の予選落ちも相次いだ。
世界ランク8位のアダム・スコットは通算10オーバーとカットラインに2打及ばず87位タイで予選落ち。前週優勝のビジェイ・シン(フィジー)も2日連続の6オーバー76を叩き、105位タイに沈み、ベテランのコリン・モンゴメリー(スコットランド)はこの日だけで14オーバーの84と崩れ、149位タイの下位で無念の予選敗退を喫した。
米男子ツアーの今季メジャー最終戦、第90回 全米プロゴルフ選手権(ミシガン州ブルームフィールド・タウンシップ、オークランドヒルズCC)は現地時間の8日、雷雨の影響で日没サスペンデッドとなった第1ラウンドの続きと第2ラウンドを終了。第2ラウンドを2アンダー68で回ったホルムズが、通算1アンダーで16位タイから一気に単独トップへ浮上した。
1打差の2位タイには韓国系アメリカ人のチャーリー・ウィー、全英オープン歴代チャンピオンのベン・カーティス(米)、メジャー初勝利を狙うジャスティン・ローズ(英)が続き、2打差の5位タイにデビッド・トムズ(米)とヘンリック・ステンソン(スウェーデン)がつけている。
初日暫定トップのジーブ・ミルカ・シン(インド)は、この日4オーバー74とスコアを落とし、通算2オーバーでセルヒオ・ガルシア(スペイン)、ブラント・スネデカー(米)、アーロン・バデリー(豪)、アンヘル・カブレラ(アルゼンチン)らと並び7位タイに後退。優勝候補筆頭のフィル・ミケルソン(米)は通算3オーバー14位タイにとどまっている。
「いいプレーが出来た。前半はパットが決まらずイライラしたけれど、全体的にショットは凄くいい。『68』というスコアには大満足」と言うのは、単独トップに躍り出たホルムズ。今季はすでにFBRオープンで勝利を飾っているが、ここ6試合で予選落ち4回と足踏み状態。今週でライダーカップのポイントによる出場メンバー(上位8名)が決定するが、一時圏内間近だったポイントも17位まで後退し、2年に1度の欧米対抗チーム戦、栄光のメンバー入りはまだ確定できていない。
ライダーカップに関しては、地元ケンタッキーで行われる同大会への出場を目指し、なりふり構わずフィールドの薄い試合に出続けポイントを稼いだケニー・ペリー(米)が有名だが、実はホルムズの故郷もケンタッキー。初日のラウンド後に、目の炎症を訴えて棄権したペリーとは違い、ホルムズは最後まで戦い抜いて、この試合で優勝と地元開催のライダーカップ出場、“両手に花”を実現するつもりだ。
7位タイにつけるバデリーが「まるで全米オープンのようなサバイバルレース」と今大会を称したが、前日の雷雨にも関わらず、硬くなるばかりのグリーンと、厄介な風に悩まされ、大物の予選落ちも相次いだ。
世界ランク8位のアダム・スコットは通算10オーバーとカットラインに2打及ばず87位タイで予選落ち。前週優勝のビジェイ・シン(フィジー)も2日連続の6オーバー76を叩き、105位タイに沈み、ベテランのコリン・モンゴメリー(スコットランド)はこの日だけで14オーバーの84と崩れ、149位タイの下位で無念の予選敗退を喫した。








