P.ミケルソン、2週連続優勝へ好発進! 石川は暫定55位タイ
2012年2月17日(金)午後1:42
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先週のAT&Tペブルビーチ・ナショナル・プロアマで今季初優勝を飾ったフィル・ミケルソン(米)が、2週連続優勝に向けて集中力を高めている。
米男子ツアーのノーザン・トラスト・オープン(カリフォルニア州、リビエラCC)は現地時間16日、第1ラウンドの競技を行ったが、強風の影響により進行が遅れ日没サスペンデッドとなった。そんな難コンディションの中でミケルソンは、出だしの1番で5.5メートルのパットを沈めてバーディ奪取すると、4番で8メートル、10番でも4メートルとバーディパットを次々とカップに放り込んでいく。さらに11番、13番でもバーディを重ねて5アンダー66の好スコアでホールアウトし、暫定ながら単独首位に立った。
1打差の暫定2位にJ.B.ホームズ(米)とハンター・メイハン(米)がつけ、さらに1打差の暫定4位にジョナサン・バード(米)とカール・ペターソン(スウェーデン)の2人。2アンダー69の暫定6位タイにはセルヒオ・ガルシア(スペイン)、マット・クーチャー(米)、崔京周(韓)ら実力者がつけている。
世界ランクNo.1のルーク・ドナルド(英)は、グリーンに苦しみながらも1アンダー70の暫定14位タイ。パッティングのうまさには定評のあるドナルドだが、ポアナ芝のトリッキーなグリーンに悪戦苦闘し、18ホールで30パットと苦しんだ。「ここはパットさえ入れば…。フロリダのバミューダ芝で練習していたときは完璧だったんだ。でもここに来てポアナ芝でプレーするのは、かなり適応力が必要だったね」と悔しさを滲ませた。
日本勢は石川遼が2ボギー(ノーバーディ)の2オーバー73で暫定55位タイ、今田竜二はショット、パットともに不調で2バーディー、6ボギーの4オーバー75で101位タイ。池田勇太も12ホールを終えて5オーバー暫定115位タイと苦闘が続いている。