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海外男子

最後の劇的バーディでP.ミケルソンが優勝!

2008年5月26日(月)午後0:30

 ピンチが一転、勝利へのミラクルショットとなった。世界のレフティ、フィル・ミケルソン(米)が、ファンの心をわしづかみにするゴルフで通算34勝目を飾った。

 ベン・ホーガン(米)の庭、コロニアルCC(テキサス州フォートワース)で開催された米ツアー、クラウン・プラザ招待 at コロニアルは現地時間25日に最終ラウンドの競技を終了。単独首位でスタートしたミケルソンはショットが今ひとつで苦しんだ。その隙にロッド・パンプリング(豪)に通算14アンダーでリーダーボードの最上段を奪われ、ミケルソンは逆に追いかける展開となった。

 ところが、大詰めの17番パー4で、パンプリングがティーショットを大きく曲げてクリークへ。ドロップした3打目もバンカーに入れてボギーを叩いた。この間に前の組で回っていたティム・クラーク(南ア)が16、17番で連続バーディ。3人が通算13アンダーで並び、勝負の行方は最終18番へと持ち越された。

 クラークに先にパーでホールアウトされ、最終組の2人はプレッシャーをかけられる。18番パー4で今度はミケルソンがティーショットを左に曲げて、前に木が何本も立ちはだかるラフに打ち込む大ピンチ。だが、アグレッシブなプレーを信条とするミケルソンは、この状況でも攻めの姿勢を崩さない。

 5本バッグに入っているウェッジの内、1本を手にすると木の上を越える見事なショットでグリーンをとらえた。約3メートルのバーディチャンスにピタリとつけ、ピンチを一気にチャンスへ変えたミケルソン。フェアウェイからのパンプリングの第2打はグリーンの下の段に乗っただけ。パンプリングがバーディパットを決められなかった後、ミケルソンはウイニングパットをきれいに沈めてバーディを奪取した。2アンダー68でラウンドし、通算14アンダーでフィニッシュ。左手を何度も握り締めるガッツポーズで、劇的な勝利の喜びを表現した。

 今季2勝目を挙げ、3週後に控えた悲願の全米オープン制覇に向けて最高の自信をつけたミケルソン。自らのプレースタイルを最後まで貫いての優勝で、宿敵タイガー・ウッズ(米)との戦いが楽しみになってきた。

 18番をパーで終えたパンプリングとクラークが通算13アンダー2位タイ。スティーブン・エイメス(カナダ)が通算11アンダー単独4位に入った。尚、日本勢は出場していない。
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