K.スタンレー初V王手! ベ・サンムン4位タイ、石川11位タイ
2012年1月29日(日)午後0:54
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ツアー2年目未勝利のカイル・スタンレー(米)が後続に5打差をつけ初Vに王手をかけた。
米男子ツアー今季第4戦、ファーマーズ・インシュランス・オープンは現地時間28日、カリフォルニア州トリーパインズGC、サウスCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。初日から首位を走るスタンレーが4アンダー68で回り通算18アンダーとして単独首位の座をキープ。2位タイに並ぶルーキー、ジョン・ハー(米)とベテラン、ジョン・ロリンズ(米)に5ストロークの大差をつけ独走態勢に入った。
通算18アンダーはトリーパインズGCで過去7勝(全米オープン1勝を含む)を挙げているタイガー・ウッズ(米/今回は欠場)が1998年にマークした54ホールの最少スコアに並ぶ記録。飛ばし屋のスタンレーは13番パー5のセカンドショットを7番アイアンでグリーンを狙うなど、同伴プレーヤーのベ・サンムン(韓)が「パー5をパー4にするつもり?」と苦笑いするほど、難コースを楽々と攻略した。
一方、スタンレーとともに最終組を回った昨季の日本ツアー賞金王ベ・サンムンは序盤でダブルボギーと3連続ボギーを叩くなど苦戦したが、後半は見違えるゴルフで4連続バーディ奪取に成功。スコアこそイーブンパー72と平凡なものだったものの、通算12アンダーで昨季のフェデックスカップ王者ビル・ハース(米)と並び4位タイと依然として好位置を保っている。
また石川遼も好調で3日連続となる3アンダー69をマークし、通算9アンダー11位タイで3日目を終了。最終日は「平常心」でトップ10入りを目指す。