国内女子
工藤遥加、現役引退の父に手向けるプロ初勝利!
2011年12月9日(金)午後3:23
今年のプロテスト合格者20人が激突する国内女子ツアーのLPGA新人戦加賀電子カップ(千葉県、グレートアイランド倶楽部)は9日、最終ラウンドの競技を終了。単独2位からスタートした工藤遥加が、前日単独首位の福田真未を逆転し、プロ初勝利を達成した。
第1ラウンドのプレー後、「狙って獲るというよりは“獲れたら良いな”くらい。“獲る”と言ったら自分にプレッシャーがかかるので、優勝出来れば試合数も増えるし、獲れたら良いですね」と、勝利への意気込みを謙虚に語った工藤。
この日は3番でボギーを先行させたが、5番でバーディを奪い返してイーブンパーでハーフターンすると、後半は3ボギーを叩いたものの、11番からの3連続バーディを含む4バーディを奪ってスコアを一つ伸ばし、逆転で勝利をもぎ取った。
父はプロ野球の西武ライオンズなどで活躍した名投手で、新生横浜DeNAの監督候補にも名前が挙がった工藤公康氏。奇しくも娘がプロ初勝利を飾った同じ日に、30年近くに及んだ現役生活にピリオドを打った。「発表は知ってました。お父さんが引退するので私が頑張ろうと思った」と語った工藤の勝利は、父への最高のはなむけとなったに違いない。
なお、単独2位には通算3アンダーで福田真未が、通算イーブンパーの4位タイには豊永志帆、山里愛が入っている。
第1ラウンドのプレー後、「狙って獲るというよりは“獲れたら良いな”くらい。“獲る”と言ったら自分にプレッシャーがかかるので、優勝出来れば試合数も増えるし、獲れたら良いですね」と、勝利への意気込みを謙虚に語った工藤。
この日は3番でボギーを先行させたが、5番でバーディを奪い返してイーブンパーでハーフターンすると、後半は3ボギーを叩いたものの、11番からの3連続バーディを含む4バーディを奪ってスコアを一つ伸ばし、逆転で勝利をもぎ取った。
父はプロ野球の西武ライオンズなどで活躍した名投手で、新生横浜DeNAの監督候補にも名前が挙がった工藤公康氏。奇しくも娘がプロ初勝利を飾った同じ日に、30年近くに及んだ現役生活にピリオドを打った。「発表は知ってました。お父さんが引退するので私が頑張ろうと思った」と語った工藤の勝利は、父への最高のはなむけとなったに違いない。
なお、単独2位には通算3アンダーで福田真未が、通算イーブンパーの4位タイには豊永志帆、山里愛が入っている。