国内女子
キム・ヒョージュ参戦! 受けて立つ好調森田
2013年4月4日(木)午前11:00
国内女子ツアー今季初の4日間大会、ヤマハレディースオープン葛城が4日、静岡県の葛城ゴルフ倶楽部 山名コースで開幕する。春先に強風が吹くことが常の難コース、葛城で実力が問われる72ホール決戦にトッププレーヤーたちが集結する。
注目は昨季のサントリーレディスオープンゴルフトーナメントでツアー史上最年少16歳332日で優勝したキム・ヒョージュ(韓)だ。当時はアマチュアで、やはり4日間の長丁場を圧勝で制して世間をあっと言わせたが、その後昨年10月にプロに転向。実力発揮の機会をうかがっている。安定したスイングが繰り出すスーパーショットの数々はすでに証明済みで、難コースをキムがどう攻めるのか楽しみだ。
だがプロになったとは言え、まだまだ17歳のキムに勝利をさらわれるわけにはいかないと、日本ツアー勢も気合を入れなおしている。その先頭に立つのが開幕戦優勝後、続く3試合も続けてトップ3(タイを含む)に入っている森田理香子だ。持ち前の飛距離に加え、安定さの増したショットとショートゲームで賞金ランキング首位を突っ走っている。今季、一気に数が増えた国内の4日間大会初戦を制して、さらに実力を示したいところだ。
ディフェンディング・チャンピオンの笠りつ子、昨季賞金王の全美貞(韓)、横峯さくらら実力者も参戦する今大会。長丁場をしっかりとプレーする姿からは片時も目が離せない。