海外男子
混戦に拍車! Y・E・ヤンが僅差で首位守る
2009年3月8日(日)午前11:45
5打差に18人がひしめく混戦模様の中、米男子ツアー初優勝を狙うY・E・ヤン(韓)が首位の座をがっちりとキープした。
同ツアーのザ・ホンダ・クラシック(フロリダ州パームビーチガーデンズ、PGAナショナルGCチャンピオンC)は現地時間の7日、第3ラウンドの競技を終了。前日トップに立ったヤンが1バーディ、1ボギーのイーブンパー70で回り、通算7アンダーでトーナメントをリードした。1打差の2位タイにジェフ・オーバートン(米)とジェフ・クローク(米)の2人。この日5アンダー65のベストスコアタイを叩き出したチャーリー・ウィー(韓)が通算5アンダーで、ブレット・クイグリー(米)、ジョン・ロリンズ(米)と並ぶ4位タイに浮上した。
第1ラウンドのトーナメントリーダー、ロバート・アレンビー(豪)は通算4アンダー7位タイに後退。今季ポストタイガー・ウッズ(米)の座を狙うセルヒオ・ガルシア(スペイン)は、1オーバー71で未だエンジンがかからず、通算イーブンパー27位タイにとどまった。また、前日カットラインぎりぎりで予選を突破したディフェンディング・チャンピオンのアーニー・エルス(南ア)は、イーブンパー70とスコアを伸ばせなかったものの、63位タイから47位タイに順位を上げている。
「このコースは難しい。たとえ風が吹かなくても爆発的なスコアを出すのは厳しい」とアレンビーが口にした通り、上位陣は足踏み状態でジリジリとした展開が続いた。だが、06年にはタイガーに2打差をつけ欧州、アジア両ツアー共催のHSBCチャンピオンズを制したことで知られるヤンは、ほぼノーミスの内容でトップの座を死守。
まだアメリカでは結果を出しておらず、08年のAT&Tペブルビーチ・ナショナル・プロアマで9位タイに入ったのがキャリアベストだが、そこは日本ツアーで4勝を挙げている実力者のこと。そろそろ本領発揮といきたいものだ。奇しくも同郷のウィーがリーダーボードの上位を賑わしており、ヤンにとってはそれが良い意味で刺激になっている。相乗効果で“コリアンパワー”爆発なるか注目だ。
なお、日本勢唯一出場していた片山晋呉は第2ラウンドの大叩きで、予選ですでに姿を消している。
同ツアーのザ・ホンダ・クラシック(フロリダ州パームビーチガーデンズ、PGAナショナルGCチャンピオンC)は現地時間の7日、第3ラウンドの競技を終了。前日トップに立ったヤンが1バーディ、1ボギーのイーブンパー70で回り、通算7アンダーでトーナメントをリードした。1打差の2位タイにジェフ・オーバートン(米)とジェフ・クローク(米)の2人。この日5アンダー65のベストスコアタイを叩き出したチャーリー・ウィー(韓)が通算5アンダーで、ブレット・クイグリー(米)、ジョン・ロリンズ(米)と並ぶ4位タイに浮上した。
第1ラウンドのトーナメントリーダー、ロバート・アレンビー(豪)は通算4アンダー7位タイに後退。今季ポストタイガー・ウッズ(米)の座を狙うセルヒオ・ガルシア(スペイン)は、1オーバー71で未だエンジンがかからず、通算イーブンパー27位タイにとどまった。また、前日カットラインぎりぎりで予選を突破したディフェンディング・チャンピオンのアーニー・エルス(南ア)は、イーブンパー70とスコアを伸ばせなかったものの、63位タイから47位タイに順位を上げている。
「このコースは難しい。たとえ風が吹かなくても爆発的なスコアを出すのは厳しい」とアレンビーが口にした通り、上位陣は足踏み状態でジリジリとした展開が続いた。だが、06年にはタイガーに2打差をつけ欧州、アジア両ツアー共催のHSBCチャンピオンズを制したことで知られるヤンは、ほぼノーミスの内容でトップの座を死守。
まだアメリカでは結果を出しておらず、08年のAT&Tペブルビーチ・ナショナル・プロアマで9位タイに入ったのがキャリアベストだが、そこは日本ツアーで4勝を挙げている実力者のこと。そろそろ本領発揮といきたいものだ。奇しくも同郷のウィーがリーダーボードの上位を賑わしており、ヤンにとってはそれが良い意味で刺激になっている。相乗効果で“コリアンパワー”爆発なるか注目だ。
なお、日本勢唯一出場していた片山晋呉は第2ラウンドの大叩きで、予選ですでに姿を消している。








