欧州男子
欧州ツアー36ホールに短縮 3日連続濃霧順延
2014年5月11日(日)午前11:01
欧州ツアー記念すべき通算1,500試合目の大会は3日連続で濃霧に見舞われ、遂に36ホールに短縮されることが決まった。
同ツアーのマデイラ・アイランド・オープン(ポルトガル、クラブ・デ・ゴルフ・ド・サント・デ・セラ)は現地時間10日、サスペンデッド続きで未だに終了していない第1ラウンドの競技の続きを行ったが、濃い霧が消える気配はなく、中断&再開を繰り返し最終組が6ホールを残したところで順延が決まった。
3日目にして第1ラウンドさえ消化出来ていない異常事態。同ツアーのトーナメントディレクター、ホセ・マリア・ザモラ氏は「非常に濃い霧によりトーナメントの進行が大幅に遅れたため、大会を36ホールに短縮する決断をした。予選カットは18ホール終了時点で行う。明日(日曜日)こそ天気が回復し、ヨーロッパツアーの1,500試合目に相応しいエキサイティングなクライマックスをお見せ出来ることを祈りたい」と苦汁の決断を説明した。
現時点で暫定トップは前日5アンダー67で18ホールをプレーし終えたスコット・ヘンリー(スコットランド)。1打差の暫定2位タイにダニエル・ブルックス(英)、ロイド・ケネディ(英)、アントニオ・ホータル(スペイン/16ホール終了)の面々。選手たちにとって今週は未だかつてないほど長い4日間になりそうだ。