国内女子
藍、棚ボタ?! 大逆転で3年ぶり国内ツアー優勝!
2009年10月11日(日)午後5:59
国内女子ツアーのSANKYOレディースオープンは11日、秋の訪れを待つ赤城CC(群馬)を舞台に最終ラウンドの競技を行った。トップと5打差の4位タイから出た宮里藍が、4アンダー68の好スコアをマーク。終盤に大崩れした全美貞(韓)を通算4アンダーで逆転し、06年のミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン以来およそ3年ぶりの国内ツアー優勝を果たした。
前週の日本女子オープンに引き続き、大会初日に出遅れ「トップとは差があるので(最終日は)攻める必要がある」と猛チャージを胸に誓ってスタートした宮里は、1バーディ、1ボギーで迎えた5番パー4で2打目をピタリと寄せてバーディを奪うと、中盤にバーディを重ねていきV圏内へ浮上。それでも終盤はスコアを伸ばしきれず、白星はお預けかと思われた。するとトーナメントリーダーの全が上がり2ホールで4つスコアを落とすまさかの大乱調で、先に通算4アンダーでフィニッシュしていた宮里に栄冠が転がり込んできた。
棚ボタ的な勝利を得た宮里だったが、勝因は切れ味鋭いアイアンショットと「本当に難しい」と語っていたグリーンを攻略したことだった。米ツアーでの経験を糧に今回の勝利を引き寄せ、ギャラリーに向かって「お待たせしました。ここ最近は日本の試合で思った通りの成績が出せていなかったので、結果が出て良かったです」と笑顔を弾かせた。
結局、大崩れした全は通算3アンダーで服部真夕と並び2位タイで大会を終了。また、賞金ランキング2位の横峯さくらが通算イーブンパー6位タイ、2日目に悪夢の「9」で予選落ちの危機に瀕した同1位の諸見里しのぶは、通算7オーバー23位タイでホールアウト。2人の獲得賞金差はおよそ1,500万円に詰まった。
前週の日本女子オープンに引き続き、大会初日に出遅れ「トップとは差があるので(最終日は)攻める必要がある」と猛チャージを胸に誓ってスタートした宮里は、1バーディ、1ボギーで迎えた5番パー4で2打目をピタリと寄せてバーディを奪うと、中盤にバーディを重ねていきV圏内へ浮上。それでも終盤はスコアを伸ばしきれず、白星はお預けかと思われた。するとトーナメントリーダーの全が上がり2ホールで4つスコアを落とすまさかの大乱調で、先に通算4アンダーでフィニッシュしていた宮里に栄冠が転がり込んできた。
棚ボタ的な勝利を得た宮里だったが、勝因は切れ味鋭いアイアンショットと「本当に難しい」と語っていたグリーンを攻略したことだった。米ツアーでの経験を糧に今回の勝利を引き寄せ、ギャラリーに向かって「お待たせしました。ここ最近は日本の試合で思った通りの成績が出せていなかったので、結果が出て良かったです」と笑顔を弾かせた。
結局、大崩れした全は通算3アンダーで服部真夕と並び2位タイで大会を終了。また、賞金ランキング2位の横峯さくらが通算イーブンパー6位タイ、2日目に悪夢の「9」で予選落ちの危機に瀕した同1位の諸見里しのぶは、通算7オーバー23位タイでホールアウト。2人の獲得賞金差はおよそ1,500万円に詰まった。