海外男子
片山6位タイ、好位置キープ! 2人が首位並走
2009年4月12日(日)午前10:45
片山晋呉が優勝を狙える位置で最終日を迎える。
メジャー今季初戦、第73回 マスターズはジョージア州オーガスタのオーガスタナショナルGCを舞台に現地時間の11日、第3ラウンドの競技を終了。前日6位タイの片山が2つスコアを伸ばし、通算6アンダーで6位タイの好位置をキープした。
首位タイは通算11アンダーのケニー・ぺリー(米)とアンヘル・カブレラ(アルゼンチン)の2人。2打差の3位にチャド・キャンベル(米)が続いている。そして3打差の4位にジム・フューリック(米)、4打差の5位にスティーブ・ストリッカー(米)がつける展開。
前夜激しい雷雨に見舞われたコースだが、試合が始まる頃にはすっかり晴れ上がり、穏やかなゴルフ日和となった。そんな中、片山は出だし直後の2番パー5でバーディを奪って波に乗ると前半を2バーディ、1ボギー。そして後半、11番でボギーを叩いたものの、13番から3連続バーディを奪い、一気に通算7アンダーまでスコアを伸ばし上位に食らいついた。14番パー4では第2打をグリーン奥の傾斜にぶつけ、そこから球を戻してピンそばにぴたりと寄せるスーパーショットを披露。マスターズ8度目の挑戦にして、コースマネージメントを知り尽くした男の妙技だった。
最終18番パー4ではフェアウェイど真ん中からセカンドショットがグリーンをオーバー。難しいアプローチを残してボギーとしたが、トップタイと5打差は十分逆転可能な位置。本人も「天気のように最高の1日でした!」と晴れ晴れとした笑顔を見せた。
これまで何度もオーガスタに挑んでは「こてんぱんにやられ続けたからこそ、色々な課題を見つけてやってこれた。不安なくクラブを振れて、距離的にも外国勢と遜色がないのは、これまで自分がやってきたことが間違っていなかったことの証」と、成長を実感している。最終ラウンドの課題は2001年に伊澤利光が記録した、日本人過去最高の4位タイ以上の成績をマークすること。日本の第一人者の実力を見せつけてもらいたい。
また、チャージを狙ったタイガー・ウッズ(米)はショットが乱れて思うようにスコアを伸ばせなかった。通算4アンダーでフィル・ミケルソン(米)らと並び10位タイ。尚、石川遼は予選ですでに姿を消している。
メジャー今季初戦、第73回 マスターズはジョージア州オーガスタのオーガスタナショナルGCを舞台に現地時間の11日、第3ラウンドの競技を終了。前日6位タイの片山が2つスコアを伸ばし、通算6アンダーで6位タイの好位置をキープした。
首位タイは通算11アンダーのケニー・ぺリー(米)とアンヘル・カブレラ(アルゼンチン)の2人。2打差の3位にチャド・キャンベル(米)が続いている。そして3打差の4位にジム・フューリック(米)、4打差の5位にスティーブ・ストリッカー(米)がつける展開。
前夜激しい雷雨に見舞われたコースだが、試合が始まる頃にはすっかり晴れ上がり、穏やかなゴルフ日和となった。そんな中、片山は出だし直後の2番パー5でバーディを奪って波に乗ると前半を2バーディ、1ボギー。そして後半、11番でボギーを叩いたものの、13番から3連続バーディを奪い、一気に通算7アンダーまでスコアを伸ばし上位に食らいついた。14番パー4では第2打をグリーン奥の傾斜にぶつけ、そこから球を戻してピンそばにぴたりと寄せるスーパーショットを披露。マスターズ8度目の挑戦にして、コースマネージメントを知り尽くした男の妙技だった。
最終18番パー4ではフェアウェイど真ん中からセカンドショットがグリーンをオーバー。難しいアプローチを残してボギーとしたが、トップタイと5打差は十分逆転可能な位置。本人も「天気のように最高の1日でした!」と晴れ晴れとした笑顔を見せた。
これまで何度もオーガスタに挑んでは「こてんぱんにやられ続けたからこそ、色々な課題を見つけてやってこれた。不安なくクラブを振れて、距離的にも外国勢と遜色がないのは、これまで自分がやってきたことが間違っていなかったことの証」と、成長を実感している。最終ラウンドの課題は2001年に伊澤利光が記録した、日本人過去最高の4位タイ以上の成績をマークすること。日本の第一人者の実力を見せつけてもらいたい。
また、チャージを狙ったタイガー・ウッズ(米)はショットが乱れて思うようにスコアを伸ばせなかった。通算4アンダーでフィル・ミケルソン(米)らと並び10位タイ。尚、石川遼は予選ですでに姿を消している。








