国内男子ツアーの新規トーナメント、The Championship by LEXUS（茨城・大利根CC）は7日、第2ラウンドの競技を終了。前週のマイナビABCチャンピオンシップでプロ転向後、初のツアー制覇を成し遂げた石川遼は、1オーバー72と追い上げられず、通算4オーバー70位タイで予選落ちを喫した。トップタイは通算8アンダーのS・K・ホ（韓）とスティーブン・コンラン（豪）の2人。1打差の3位タイから武藤俊憲とブラント・ジョーブ（米）が追っている。

　注目の高校生プロ石川はこの日、立ち上がりの2番でボギーを叩くと、続く4番もボギー。2オーバーでハーフターンし、予選通過に暗雲が立ち込める。11番パー4で初バーディを奪ったものの、その後は2バーディ、2ボギーとスコアを伸ばせず、1オーバー72でホールアウト。通算4オーバーで、予選カットラインに2打及ばなかった。

　今大会で丸山茂樹らと共にホストプロを務めた石川は、10月上旬に行われたコカ・コーラ東海クラシック以来、5試合ぶりの予選落ち。ここまで自身がホストの大会ではなかなか結果を残せていないが、そこは進化する17歳。この悔しさを心の糧にし、残るビッグトーナメントで海外の強豪相手に大暴れして欲しい。

　その他、賞金ランク3位の谷原秀人が通算3アンダー7位タイにつけ、丸山（茂）、矢野東、宮本勝昌、聖志・優作の宮里兄弟らが通算1アンダー15位タイ。永久シードの片山晋呉は通算イーブンパー27位タイで決勝ラウンドへコマを進めている。