海外男子
4連敗阻止に向け米国チームが好発進!
2008年9月20日(土)午後1:45
ホームで戦う米国チームが反撃を開始した。
2年に1度、国の名誉と威信をかけて戦う欧米チーム対抗戦、第37回ライダーカップが、ケンタッキー州ルイビルのバルハラGCを舞台に現地時間19日に開幕。ここのところ3連敗と後がない米国チームだが、初日は地の利を生かし5.5ポイント対2.5ポイントの大差をつけ、欧州チームからリードを奪った。
米国チームに流れを呼び込んだのは、普段チーム戦での不甲斐ない戦いぶりから“A級戦犯”と呼ばれることの多いフィル・ミケルソンだった。午前中のフォーサム(1つのボールを2人が交互に打つ)に、アンソニー・キムとのペアで登場したミケルソンは、いきなり相手のパドレイ・ハリントン(アイルランド)を25ヤードアウトドライブする完璧なショットを披露し、ギャラリーの心をわしづかみにする。その流れを生かし前半を2アップ、2ダウンのイーブンで折り返した米国チームだったが、10番から3ホールを連取され3ダウンの劣勢に追い込まれた。それでも、欧州チームがボギーを叩いた13、14番をパーに収め、1ダウンまで盛り返すと、続く15番では渾身のバーディを奪取。3ホールを残してオールスクエア(タイ)に持ち込んだ。
最後はルーキーのアンソニー・キム(米)がバンカーからのアプローチに失敗し、マッチイーブン(引き分け)に終わったが、午後のフォーボール(2人それぞれがプレーし、良い方のスコアを採用)で挽回。ハリントン&グラエム・マクドウェル(アイルランド)組を上がり2ホール連続バーディで突き放し、2アップで勝利をもぎ取った。
その他、99年にアメリカが最後に勝ったライダーカップのヒーロー、ジャスティン・レナードとハンター・マハン組が午前、午後ともに勝利を奪い2ポイントを荒稼ぎ。午前中の4戦目にジム・フューリックとのコンビで登場した地元一番人気のケニー・ぺリーは、セルヒオ・ガルシア(スペイン)&リー・ウェストウッド(英)組に最終ホールで並ばれ引き分けに終わったが、0.5ポイントを稼いでチームに貢献した。
一方、ライダーカップでは過去フォーサムで負けなしと輝かしい戦績を誇るガルシアが、午前中引き分け、午後は1度も米国チームからリードを奪うことなく敗れ、0勝1敗1分に終わっている。「まだ始まったばかりだから何とも言えないが、我々は素晴らしい戦いをしている」と言う米国チームのポール・エイジンガー主将が、連敗阻止に手応えをつかんだこの日の結果。初日のフォーサムで勝ち越したのは17年ぶりと、どうやら米国チームに明るい兆しが見えてきたようだ。
2年に1度、国の名誉と威信をかけて戦う欧米チーム対抗戦、第37回ライダーカップが、ケンタッキー州ルイビルのバルハラGCを舞台に現地時間19日に開幕。ここのところ3連敗と後がない米国チームだが、初日は地の利を生かし5.5ポイント対2.5ポイントの大差をつけ、欧州チームからリードを奪った。
米国チームに流れを呼び込んだのは、普段チーム戦での不甲斐ない戦いぶりから“A級戦犯”と呼ばれることの多いフィル・ミケルソンだった。午前中のフォーサム(1つのボールを2人が交互に打つ)に、アンソニー・キムとのペアで登場したミケルソンは、いきなり相手のパドレイ・ハリントン(アイルランド)を25ヤードアウトドライブする完璧なショットを披露し、ギャラリーの心をわしづかみにする。その流れを生かし前半を2アップ、2ダウンのイーブンで折り返した米国チームだったが、10番から3ホールを連取され3ダウンの劣勢に追い込まれた。それでも、欧州チームがボギーを叩いた13、14番をパーに収め、1ダウンまで盛り返すと、続く15番では渾身のバーディを奪取。3ホールを残してオールスクエア(タイ)に持ち込んだ。
最後はルーキーのアンソニー・キム(米)がバンカーからのアプローチに失敗し、マッチイーブン(引き分け)に終わったが、午後のフォーボール(2人それぞれがプレーし、良い方のスコアを採用)で挽回。ハリントン&グラエム・マクドウェル(アイルランド)組を上がり2ホール連続バーディで突き放し、2アップで勝利をもぎ取った。
その他、99年にアメリカが最後に勝ったライダーカップのヒーロー、ジャスティン・レナードとハンター・マハン組が午前、午後ともに勝利を奪い2ポイントを荒稼ぎ。午前中の4戦目にジム・フューリックとのコンビで登場した地元一番人気のケニー・ぺリーは、セルヒオ・ガルシア(スペイン)&リー・ウェストウッド(英)組に最終ホールで並ばれ引き分けに終わったが、0.5ポイントを稼いでチームに貢献した。
一方、ライダーカップでは過去フォーサムで負けなしと輝かしい戦績を誇るガルシアが、午前中引き分け、午後は1度も米国チームからリードを奪うことなく敗れ、0勝1敗1分に終わっている。「まだ始まったばかりだから何とも言えないが、我々は素晴らしい戦いをしている」と言う米国チームのポール・エイジンガー主将が、連敗阻止に手応えをつかんだこの日の結果。初日のフォーサムで勝ち越したのは17年ぶりと、どうやら米国チームに明るい兆しが見えてきたようだ。








