難コースに予選カットラインが通算4オーバーまで跳ね上がる中、丸山茂樹が1ストロークに泣いた。

　米男子ツアーのフロリダシリーズ初戦、ザ・ホンダ・クラシック（フロリダ州パームビーチガーデンズ、PGAナショナルGCチャンピオンC）は現地時間の2月29日、第2ラウンドの競技を終了。各選手ともスコアメイクに苦しむ中、丸山は1バーディ、3ボギーの2オーバー72で回り通算5オーバーでフィニッシュ。カットラインに1打足りず、無念の予選落ちを喫した。

　上位にも波乱が。第1ラウンドのトーナメントリーダーで、06年の今大会チャンピオン、ルーク・ドナルド（英）が14番パー4でまさかのダブルスコア『8』を叩く痛恨のミス。4つスコアを落とし、通算2アンダーで12位タイに後退。代わってトップに立ったのは同郷のブライアン・デービス（英）で通算8アンダー。2位のマット・ジョーンズ（豪）に1打差をつけているが、「逃げ切ろうと思ったら、3日目を終えて後続に20打差くらいつけていなければ安全圏とはいえない。このコースは何があるかわからないから気が抜けない」と表情を引き締めた。

　その他、この日4アンダー66をマークしたダドリー・ハート（米）が通算6アンダー3位。アーニー・エルス（南ア）は3バーディ、3ボギーのイーブンパー70とスコアを伸ばせず、通算3アンダー6位タイ。セルヒオ・ガルシア（スペイン）が通算2オーバー42位タイにつけている。