日本勢が大挙して常夏の地へ乗り込んでいる。

　現地時間10日、米ツアーのソニー・オープン・イン・ハワイがハワイ州オアフ島ホノルルのワイアラエCCを舞台に開幕する。今季で同ツアー9年目に突入した丸山茂樹を筆頭に、初勝利を目論む今田竜二、昨季シード権を確保できなかった丸山大輔ら同ツアーでおなじみの面々が08年初登場。今大会から始まるシーズンを実りある1年にするためにも、好成績を残し、スタートダッシュをかけたいところだ。

　特に、丸山（茂）は05年に3位タイに入った相性の良い大会。昨季は終盤までシード権を確定できず、苦戦を強いられた。今季は早い時期にシードを決めるためにも、上位進出を目指す。

　そして今大会には、毎年国内男子ツアーから日本人プレーヤーが出場している。今年は宮里聖志、優作兄弟やかつて米国常駐を経験した横尾要、昨年国内男子ツアーの選手会長を務めた深堀圭一郎が金星を狙う。さらに昨年同ツアーのマンシングウェアオープンKSBカップで石川遼（杉並学院高校1年）の優勝を見届け、刺激を受けた立山光広も参戦。米ツアー勢に立ち向かう。