海外男子
米男子ツアー、平均獲得賞金1億円超え
2008年1月6日(日)午後4:15
相変わらず“バブル”が続いている米男子ツアー。昨季の出場選手の平均獲得賞金が100万ドル(約1億800万円)を超えていることがわかった。
賞金ランク1位のタイガー・ウッズ(米)は昨年、自己最高の1,000万ドル強(約10億8,000万円)を稼ぎ出した。タイガーを筆頭に7,269ドル(約79万円)しか稼げなかった同ランク最下位(256位)の選手までの獲得賞金の合計を人数で割ると、102万7,500ドル(約1億1,100万円)になる。まさに同ツアーは一攫千金。アメリカンドリームを叶える場というわけだ。
一方、国内男子ツアーでもっとも賞金を稼いだのが谷口徹で1億7,174万円強(タイガーの獲得賞金の約7分の1)。続いて1億円以上稼いでいるのが、片山晋呉とブレンダン・ジョーンズ(豪)だ。米ツアーの平均である1億1,100万円を超えているのは、この3人だけというのだから寂しい。試合数や規模が違うため、仕方ないとはいえ、かつて「日本に行けば稼げる」と言われた時代は遠くなった。
これだけ違うのだから将来のある石川遼(杉並学院高校1年)には、最初から海外に目を向け挑戦して欲しいと思うのだが、どうやら石川の視線の先にはまだアメリカという選択肢はないらしい。依然バブルのアメリカに対し、人気低迷の国内男子。5日、新選手会長に選出された宮本勝昌にはグローバルな視点での舵取りが期待される。
賞金ランク1位のタイガー・ウッズ(米)は昨年、自己最高の1,000万ドル強(約10億8,000万円)を稼ぎ出した。タイガーを筆頭に7,269ドル(約79万円)しか稼げなかった同ランク最下位(256位)の選手までの獲得賞金の合計を人数で割ると、102万7,500ドル(約1億1,100万円)になる。まさに同ツアーは一攫千金。アメリカンドリームを叶える場というわけだ。
一方、国内男子ツアーでもっとも賞金を稼いだのが谷口徹で1億7,174万円強(タイガーの獲得賞金の約7分の1)。続いて1億円以上稼いでいるのが、片山晋呉とブレンダン・ジョーンズ(豪)だ。米ツアーの平均である1億1,100万円を超えているのは、この3人だけというのだから寂しい。試合数や規模が違うため、仕方ないとはいえ、かつて「日本に行けば稼げる」と言われた時代は遠くなった。
これだけ違うのだから将来のある石川遼(杉並学院高校1年)には、最初から海外に目を向け挑戦して欲しいと思うのだが、どうやら石川の視線の先にはまだアメリカという選択肢はないらしい。依然バブルのアメリカに対し、人気低迷の国内男子。5日、新選手会長に選出された宮本勝昌にはグローバルな視点での舵取りが期待される。








