愛妻エイミーさんが乳がんと戦うのを見守るフィル・ミケルソン（米）だが、今度は母メアリーさんの乳がんが発覚。さらなる苦悩に襲われている。

　エイミーさんの後押しもあり、全米オープンに出場し、2位タイに終わったミケルソン。その悔しさに浸る間もなく、治療直前のエイミーさんと3人の子供達をバケーションに連れて行き、現地時間1日にはエイミーさんの手術に付き添った。だが、先週になってメアリーさんも急を要する事がわかり、同じ病院で10日に手術を受けることになった。

　ミケルソンは生まれ育ったカリフォルニア州サンディエゴで妻子と暮らしており、両親もその家で生活。98年に地元のマザー・オブ・ザ・イヤーに選ばれているメアリーさんの病については、ミケルソンの姉ティナさんが地元紙に告白している。母のこともエイミーさん同様応援して欲しいと話しているとのこと。

　いずれにしても母と妻という大切な2人が、乳がんと戦うのを応援することになったミケルソン。メジャーの舞台とは違った意味で、厳しい戦いが当分の間続きそうだ。