海外男子
メジャータイトルにおごらず、次戦に挑むL.グローバー
2009年6月25日(木)午後0:50
全米オープン王者のルーカス・グローバー(米)が、勝利の美酒からわずか3日後の現地時間25日に開幕する米ツアー、トラベラーズ選手権(コネチカット州クロムウェル、TPCリバー・ハイランズ)に参戦。ファンを喜ばせている。
伏兵と目された大一番で、最後の最後まで自分のプレーを貫き、フィル・ミケルソン(米)やデビッド・デュバル(米)らビッグネームを退けてメジャー初優勝。悪天候で大会が月曜日の22日まで順延された中、翌日もテレビのインタビューに出演。手にしたばかりの優勝トロフィを持って、ニューヨークのシンボル、エンパイアステートビルに登るなど、多忙な一日を送った。
だが、水曜日になるとスイッチを切り替えた。今大会のプロアマに出場し、ツアー3勝目を狙おうと落ち着いた様子を見せている。「それが1番良いと思う。試合に勝ったからといって何かが変わるわけではない。自分はこの試合にエントリーしており、そのことに誇りを持っている」。メジャーに勝ったことで浮かれることなく、きっちりとプロとしての仕事を続ける心構えは見事なほどだ。
2007年マスターズで優勝したザック・ジョンソン(米)も、メジャータイトルを手にした夢のような時間の後で日常に戻った経験を持ち、同じようにすることをグローバーにアドバイスした1人だ。「色々予想もつかないことも起こるけど、(試合に出て)ロープの中に戻ればいつもと同じ」。29歳と脂が乗り切った年齢でもあるグローバーの真価が問われるのはこれから。これまで通り、一歩一歩きちんとプレーすることを選んだ男は、次の戦いでも全力を尽くす心構えだ。
また、全米オープンで予選落ちを喫した今田竜二も出場。07年AT&Tクラシックのプレーオフの相手で敗れたジョンソンと予選ラウンドから同組とあって、気合を入れ直している。
伏兵と目された大一番で、最後の最後まで自分のプレーを貫き、フィル・ミケルソン(米)やデビッド・デュバル(米)らビッグネームを退けてメジャー初優勝。悪天候で大会が月曜日の22日まで順延された中、翌日もテレビのインタビューに出演。手にしたばかりの優勝トロフィを持って、ニューヨークのシンボル、エンパイアステートビルに登るなど、多忙な一日を送った。
だが、水曜日になるとスイッチを切り替えた。今大会のプロアマに出場し、ツアー3勝目を狙おうと落ち着いた様子を見せている。「それが1番良いと思う。試合に勝ったからといって何かが変わるわけではない。自分はこの試合にエントリーしており、そのことに誇りを持っている」。メジャーに勝ったことで浮かれることなく、きっちりとプロとしての仕事を続ける心構えは見事なほどだ。
2007年マスターズで優勝したザック・ジョンソン(米)も、メジャータイトルを手にした夢のような時間の後で日常に戻った経験を持ち、同じようにすることをグローバーにアドバイスした1人だ。「色々予想もつかないことも起こるけど、(試合に出て)ロープの中に戻ればいつもと同じ」。29歳と脂が乗り切った年齢でもあるグローバーの真価が問われるのはこれから。これまで通り、一歩一歩きちんとプレーすることを選んだ男は、次の戦いでも全力を尽くす心構えだ。
また、全米オープンで予選落ちを喫した今田竜二も出場。07年AT&Tクラシックのプレーオフの相手で敗れたジョンソンと予選ラウンドから同組とあって、気合を入れ直している。








