5日間にわたる激闘となった全米オープンを制したルーカス・グローバー（米）が世界ランキング18位に浮上した。

　現地時間22日まで日程がずれ込み、激戦となった同大会で、グローバーは最後まで自分のゴルフを展開。フィル・ミケルソン（米）、デビッド・デュバル（米）、リッキー・バーンズ（米）らを撃破し、初のメジャータイトルを手にした。その結果、大会終了を待って発表された最新の同ランキングで、前週の71位から53人をゴボウ抜きした。

　1位タイガー・ウッズ（米）、2位ミケルソン、3位ポール・ケイシー（英）の上位陣に変動はない。だが、全米オープン5位のロス・フィッシャー（英）が7ランクアップして22位につけている。一方、日本勢は片山晋呉が1ランクダウンの40位、今田竜二が82位、石川遼が103位。メジャー今季第2戦で27位タイと健闘した矢野東は107位に順位を上げている。