現地時間18日、今季米男子ツアーメジャー第2戦の第109回 全米オープン（ニューヨーク州ベスページ・ステート・パーク、ブラックC）が開幕。同大会初参戦の矢野東と甲斐慎太郎がまずは予選突破を目指す。

　昨季国内ツアー賞金ランク2位の矢野は、南アフリカ出身のシャール・シュワーツェル、カール・ペターソン（スウェーデン）と同組でプレー。国内ツアーではここまで日本プロゴルフ選手権の19位タイが最高位と調子が出ていないだけに、初の大舞台で復活の手がかりをつかみたいところだ。

　一方の甲斐も安定したショットを武器に予選突破を狙う。今季は2度予選落ちを喫しているものの、日本プロゴルフ選手権 では7位タイに食い込んだ。無名のマシュー・ジョーンズ（豪）、ダロン・スタイルズ（米）とのペアリングなだけに、リラックスしてプレーできるはずだ。

　その他の日本勢は、この大会を得意とする今田竜二が、タイガー・ウッズ（米）の3つ前の組でスタート。横尾要はジェームス・カムテ（南ア）、マット・ベテンコート（米）と同組で回る。