次週に迫った米男子ツアーメジャー今季第2戦の全米オープン。予選ラウンドの組み合わせが、現地時間12日に発表された。

　昨年トリーパインズGC（カリフォルニア州）で行われた同大会では、左ひざの故障を押してタイガー・ウッズ（米）がメジャー通算14勝目を挙げたが、そのタイガーは全英オープン＆全米プロチャンピオンのパドレイ・ハリントン（アイルランド）、マスターズチャンピオンのアンヘル・カブレラ（アルゼンチン）と同組でプレーする。

　昨年は世界ランクトップ3が予選ラウンドで激突。タイガーとフィル・ミケルソン（米）の組み合わせが実現して話題になったが「あれはあくまで試験的な組み合わせだった」とUSGA（全米ゴルフ協会）の関係者。「トリーパインズはジュニア時代にタイガーとミケルソン（ともにカリフォルニア出身）がよくプレーしたコース。土地柄を配慮してああいう組み合わせになった」のだとか。今年の開催コースはニューヨークのベスページ・ステート・パーク、ブラックC。根拠はさておき、ここ1年のメジャーチャンプが同組で激突することになった。

　ちなみにミケルソンはアーニー・エルス（南ア）、レティーフ・グーセン（南ア）と同組。セルヒオ・ガルシア（スペイン）はカミロ・ビジェガス（コロンビア）、アダム・スコット（豪）の20代トリオで予選ラウンドを戦うことになる。

　また片山晋呉は、ザック・ジョンソン（米）、リー・ウェストウッド（英）と同組、矢野東はカール・ペターソン（スウェーデン）とシャール・シュワーツェル（南ア）と、今田竜二はローリー・サバティーニ（南ア）、マーティン・カイマー（独）と同組で回る。その他、同大会には横尾要、甲斐慎太郎も出場する。