先週行われた米男子ツアーのクラウン・プラザ招待 at コロニアルをプレーオフの末に制し、通算5勝目を飾ったスティーブ・ストリッカー（米）が、米国時間1日発表の最新世界ランキングで13位から8位へ浮上した。

　今季トップ10フィニッシュ5回と絶好調ながら、なかなか白星を挙げられなかったストリッカー。だがようやく勝利を勝ち取り、同ランクトップ10に返り咲いたことで自信を取り戻し、2週後に控えた全米オープンに向け準備を整えている。

　そのストリッカーにプレーオフで敗れ、ツアー初優勝を逃したティム・クラーク（南ア）とスティーブ・マリーノ（米）は、同ランクで大幅に順位をアップ。欧州ツアーのヨーロピアン・オープンで復活優勝を飾ったクリスチャン・セバエアー（仏）も、449位から129位へ大躍進した。

　なお、1位タイガー・ウッズ（米）、2位フィル・ミケルソン（米）、3位ポール・ケイシー（英）の上位陣に変動はない。日本勢は、片山晋呉が1ランクダウンの35位でトップ。今田竜二が2ランクダウンして80位、石川遼は3ランクダウンの94位となっている。