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海外男子

片山、堂々の単独4位! 今田20位タイ

2009年4月13日(月)午前11:25

 8度目の出場で、片山晋呉が大きな壁を突き破った。

 現地時間12日に行われた今季米メジャー初戦、第73回 マスターズ(ジョージア州オーガスタナショナルGC)最終ラウンド。トップタイに5打差の6位タイでスタートした片山は、「背中に日の丸を背負って行こう」と固い決意でプレー。前半1バーディ、1ボギーの後、7番で1.5メートルのバーディパットを決めて、一気に流れを引き寄せた。

 その後も難しいパーパットやアプローチで凌ぎ、13、16番とバーディを重ねる。そして圧巻は最終18番。グリーン右約6メートルをド真ん中からブチ込むバーディで締め、パトロン達の大喝采を受けた。これで2ケタアンダーに乗せる通算10アンダー。フィル・ミケルソン(米)を1打、タイガー・ウッズ(米)を2打上回る堂々のプレーで単独4位に食い込んだ。

 優勝争いにはあと一歩及ばなかったが、自己最高の27位タイ(06年)を更新し、日本人のメジャータイトル獲得も夢ではないと思わせるプレーぶりは、賞金王ならではのもの。「16番の174ヤードは生涯最高の7Iのショット。あれ以上は打てません。18番は、テレビを見てるといつもあそこから入れて勝つ選手が多い。どっちにも切れないライン。今までこれを入れるためにやってきたんだな、というパットだった」と、笑顔で振り返った。

「日本中の僕を応援してくれる人が後押ししてくれるのを感じました」と、エネルギーをもらっての最終日。01年伊澤利光の記録(4位タイ)に一歩先行く日本人最高の単独4位は、プレーオフを戦ったアンヘル・カブレラ(アルゼンチン)、ケニー・ペリー(米)、チャド・キャンベル(米)の3人に2打差という最高のかたちで大会を終えた。

 一方、既に予選敗退した石川遼とともに大会初出場となった今田竜二は、3アンダー69でラウンド。通算2アンダー20位タイに食い込んだ。傾斜を利用してピンに寄せるショットや、高速グリーンをものともしない思い切ったパッティングなど、コースを知り尽くしたかのようなプレーが光る。来年の出場権獲得にはわずかに及ばなかったものの、それでも必ず大舞台に戻ってくることを予感させた。
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