タイガー・ウッズ（米）が苦戦を強いられ、フィル・ミケルソン（米）が首位を快走するWGC-CA選手権で、片山晋呉が健闘している。

　現地時間13日、フロリダ州マイアミのドラル・ゴルフ・リゾート＆スパを舞台に行われた同大会の第2ラウンド。出だしで2ホール連続バーディを奪って快調な滑り出しを見せた片山は、その後我慢のゴルフで1バーディ、1ボギーにとどまったものの、2日連続2アンダー70をマーク。通算4アンダーで前日の27位タイから1つ順位を上げ、26位タイにつけた。前週のザ・ホンダ・クラシックでは悔しい予選落ちを喫したが、強豪が集う今大会では大きなミスもなく、まずまずのポジションを確保した。

　一方、ノーザン・トラスト・オープン以来の登場となる今田竜二は、出入りが激しかった初日とは打って変わり、3バーディ、2ボギーのおとなしい内容。午後になると“ブルーモンスター”の異名を取るドラルに風が吹き始め、最終18番をボギーとしたのは悔やまれるが、通算3アンダーはタイガーやアーニー・エルス（南ア）、ビジェイ・シン（フィジー）らと並ぶ35位タイ。明日以降の巻き返しが期待される。

　また第1ラウンドで最下位タイと大きく出遅れた矢野東は、3バーディ、2ボギーの1アンダー71にスコアをまとめたが、通算4オーバーは出場80名中、77位タイの下位に低迷している。