国際色豊かな強豪に混じり、片山晋呉と今田竜二の両日本勢がまずまずのスタートを切った。

　現地時間12日に開幕したWGC-CA選手権（フロリダ州マイアミ、ドラル・ゴルフ・リゾート＆スパ）第1ラウンド。“ブルーモンスター（コースの愛称）”が牙を剥くことなく、おとなしい表情を見せたコース相手に好スコアが続出する中、前週悔しい予選落ちを喫している片山は3バーディ、1ボギーの2アンダー70にスコアをまとめ、27位タイにつけた。

　またノーザン・トラスト・オープン以来、3週間ぶりの登場となった今田は4番パー3、18番パー4で2つのダブルボギーを叩きながら、7つのバーディを量産（1ボギー）し、片山と同じ2アンダー70をマーク。27位タイからのスタートとなった。

　一方、日本からスポット参戦の矢野東は厳しい米ツアーの洗礼を受けることに。3バーディ、6ボギー、1ダブルボギーの5オーバー77を叩き、出場80人中最下位の79位タイと大きく出遅れた。まだ日本ではシーズンが始まっておらず、実戦から遠ざかっているハンディは大きいが、こうなったらもう失うものはない。第2ラウンド以降は思い切って、自分のゴルフに徹してもらいたい。