海外男子
スポンサー招待に外国人枠は必要か
2009年2月11日(水)午後0:30
ボーダーレスになってきたゴルフ界で、米ツアーの外国人招待枠が問題視されている。
通常、米ツアーの大会には8つのスポンサー招待枠があり、この内の4つは実績を参考にして選出。それ以外の枠が必要に応じて外国人用になっている。ところが、この選出方法に対して「もう必要ないのでは」と言う声が、米国内で沸き上がっているのだ。
例えば、現地時間19日開幕のノーザン・トラスト・オープン(カリフォルニア州、リビエラCC)には、石川遼、ジーブ・ミルカ・シン(インド)、オリバー・ウィルソン(英)の3人が外国人枠で出場する予定だ。その後もメジャーやWGCの前後の大会でこの枠に人気が殺到。シード権を持たない米国人選手はそのあおりを食う形となっている。
外国人枠は1983年に作られ、当時ツアーメンバーに外国生まれの選手はわずか21人しかいなかった。つまりツアーの国際化を狙い、世界の強豪を集めるためにこの枠を作ったことになる。
しかし、インターナショナル・フェデレーション・オブ・PGAツアーズ(世界の6大ツアーで構成する団体)の設立や、社会の情報化などがゴルフのグローバル化に拍車をかけた。現在ではツアーメンバーの中で70人が米国人以外に占められている。この傾向はゴルフの発展には素晴らしいこと。だが、同時に、わざわざ外国人のためにスポットを設ける必要がないと言われるのも無理のないところだ。
ツアーに常駐しない日本人選手にとっては、メジャー前哨戦などに出場するために有り難かった外国人枠。世界ランクの制定などもあり、こちらのカテゴリーで頑張って世界を目指すことを考えた方が良いのかもしれない。
通常、米ツアーの大会には8つのスポンサー招待枠があり、この内の4つは実績を参考にして選出。それ以外の枠が必要に応じて外国人用になっている。ところが、この選出方法に対して「もう必要ないのでは」と言う声が、米国内で沸き上がっているのだ。
例えば、現地時間19日開幕のノーザン・トラスト・オープン(カリフォルニア州、リビエラCC)には、石川遼、ジーブ・ミルカ・シン(インド)、オリバー・ウィルソン(英)の3人が外国人枠で出場する予定だ。その後もメジャーやWGCの前後の大会でこの枠に人気が殺到。シード権を持たない米国人選手はそのあおりを食う形となっている。
外国人枠は1983年に作られ、当時ツアーメンバーに外国生まれの選手はわずか21人しかいなかった。つまりツアーの国際化を狙い、世界の強豪を集めるためにこの枠を作ったことになる。
しかし、インターナショナル・フェデレーション・オブ・PGAツアーズ(世界の6大ツアーで構成する団体)の設立や、社会の情報化などがゴルフのグローバル化に拍車をかけた。現在ではツアーメンバーの中で70人が米国人以外に占められている。この傾向はゴルフの発展には素晴らしいこと。だが、同時に、わざわざ外国人のためにスポットを設ける必要がないと言われるのも無理のないところだ。
ツアーに常駐しない日本人選手にとっては、メジャー前哨戦などに出場するために有り難かった外国人枠。世界ランクの制定などもあり、こちらのカテゴリーで頑張って世界を目指すことを考えた方が良いのかもしれない。








