LGスキンズ・ゲーム初出場の崔京周（韓）が得意のショートゲームで初日をリードした。

　カリフォルニア州インディアンウェルズ、セレブリティCを舞台に、崔の他、世界ランク3位のフィル・ミケルソン（米）、今季全米オープンでタイガー・ウッズ（米）と死闘を演じたベテランのロッコ・メディエート（米）、そして今大会の07年チャンピオン、スティーブン・エイメス（カナダ）の4人が出場。LGスキンズ・ゲームは各ホール（18ホール）にかけられた賞金総額100万ドル（約9,550万円）を奪い合うオフシーズン恒例のビッグイベントだ。

　現地時間29日に行われた前半の9ホールでは、崔が3スキンズ（3ホール分）＝7万5,000ドル（約716万円）を獲得し現時点（9ホール終了）でトップ。4番ホールでイーグルを奪ったミケルソンが1スキン＝2万5,000ドル（約239万円）で2位につけた。

　しかし決着したのは4ホールのみ。5番から9番までは誰かしら複数名が並び、賞金をゲットするに至らず。積み立てられた賞金（25万ドル＝約2,390万円）は、30日に行われる10番に持ち越しとなった。「ここに居る皆は素晴らしい選手たち。皆いいプレーをしている。私はとにかく100ヤード以内を頑張ろうと思っているんだ」と初日をリードした崔は、地に足をつけた地道なプレーを胸に誓った。

「明日のスタートホール（25万ドルがかけられた10番）は面白いことになりそうだね」とミケルソンが言うように、ホールにかけられた賞金が大きければ大きいほど、エキサイティングな展開が繰り広げられることになる。終盤になるに従い賞金は大きくなるため、本当の勝負は30日のバック9、いや最終18番ホールになりそうだ。