海外男子
9.0対7.0! 欧州が差を詰め、米国リード守る
2008年9月21日(日)午後1:30
国の名誉と威信をかけた決戦2日目。欧州チームが差を詰め、米国チーム2ポイントのリードで最終日のシングルスに突入することになった。
現地時間20日、ケンタッキー州ルイビルのバルハラGCを舞台に行われた第37回ライダーカップ2日目。午前中のフォーサム(1つのボールを2人が交互に打つ)で欧州チームが巻き返し、通算成績は米国チーム9.0ポイント、欧州チーム7.0ポイントとなった。
この日欧州チームのニック・ファルド(英)主将は思い切った戦法に出た。これまでライダーカップで無類の強運ぶりを発揮してきたセルヒオ・ガルシア(スペイン)と、リー・ウェストウッド(英)を午前中のフォーサムに出場させず、あえてポイントゲッターを温存する作戦を実行したのだ。
これで欧州チームの雰囲気は一変した。応援に回ったガルシアらが声をからしてエールを贈る中、キャプテン推薦のイアン・ポルター(英)が、ジャスティン・ローズ(英)とのペアで、まず米国チームを4アンド3の大差で撃破。2戦目を引き分けた後、第3戦でヘンリック・ステンソン(スウェーデン)&オリバー・ウィルソン(英)組が、米国チームの手強いフィル・ミケルソン&アンソニー・キムペアと激突。一時4ダウンを喫しながら、後半盛り返し2アンド1で勝利した。
午前中最後の1戦は敗れたものの、午前中に2.5ポイントを奪った欧州チームが、わずかながら米国チームとの差を縮めることに成功。午後のフォーボール(2人それぞれがプレーし、良い方のスコアを採用)は両チーム一進一退の接戦が続いた。欧州チームは今大会絶好調のポルターがグラエム・マクドウェル(アイルランド)とのペアで、地元一番人気のケニー・ぺリー&ジム・フューリック組を1アップで下し、1勝1敗2分のタイに持ち込んだ。
「ガルシアやウェストウッドを温存したのは、2人に頭を冷やし、体を休める時間を与えたかったから。今日は皆が素晴らしいプレーをしてくれて、流れを変えることが出来た。特に午前中のステンソン&ウィルソン組が4ダウンから盛り返したのは大きかった。ああいうゴルフが、ライダーカップでは出来てしまうもんなんだね」と選手たちを絶賛。2ポイントのビハインドで迎える最終日のシングルスでの逆転を胸に誓った。
現地時間20日、ケンタッキー州ルイビルのバルハラGCを舞台に行われた第37回ライダーカップ2日目。午前中のフォーサム(1つのボールを2人が交互に打つ)で欧州チームが巻き返し、通算成績は米国チーム9.0ポイント、欧州チーム7.0ポイントとなった。
この日欧州チームのニック・ファルド(英)主将は思い切った戦法に出た。これまでライダーカップで無類の強運ぶりを発揮してきたセルヒオ・ガルシア(スペイン)と、リー・ウェストウッド(英)を午前中のフォーサムに出場させず、あえてポイントゲッターを温存する作戦を実行したのだ。
これで欧州チームの雰囲気は一変した。応援に回ったガルシアらが声をからしてエールを贈る中、キャプテン推薦のイアン・ポルター(英)が、ジャスティン・ローズ(英)とのペアで、まず米国チームを4アンド3の大差で撃破。2戦目を引き分けた後、第3戦でヘンリック・ステンソン(スウェーデン)&オリバー・ウィルソン(英)組が、米国チームの手強いフィル・ミケルソン&アンソニー・キムペアと激突。一時4ダウンを喫しながら、後半盛り返し2アンド1で勝利した。
午前中最後の1戦は敗れたものの、午前中に2.5ポイントを奪った欧州チームが、わずかながら米国チームとの差を縮めることに成功。午後のフォーボール(2人それぞれがプレーし、良い方のスコアを採用)は両チーム一進一退の接戦が続いた。欧州チームは今大会絶好調のポルターがグラエム・マクドウェル(アイルランド)とのペアで、地元一番人気のケニー・ぺリー&ジム・フューリック組を1アップで下し、1勝1敗2分のタイに持ち込んだ。
「ガルシアやウェストウッドを温存したのは、2人に頭を冷やし、体を休める時間を与えたかったから。今日は皆が素晴らしいプレーをしてくれて、流れを変えることが出来た。特に午前中のステンソン&ウィルソン組が4ダウンから盛り返したのは大きかった。ああいうゴルフが、ライダーカップでは出来てしまうもんなんだね」と選手たちを絶賛。2ポイントのビハインドで迎える最終日のシングルスでの逆転を胸に誓った。








