海外男子
メジャー史上最年長V!? G.ノーマン首位浮上
2008年7月20日(日)午後1:00
強風が吹き荒れたムービングデー。53歳のグレッグ・ノーマン(豪)が遂にリーダーボードの最上段にその名を掲げた。
メジャー今季第3戦、第137回全英オープンはイギリス、ロイヤル・バークデールを舞台に現地時間の19日、第3ラウンドの競技を終了。首位に1打差の2位からスタートしたノーマンは、いきなりのボギー発進で6番終了時点でスコアを3つ落とし、快進撃もここまでか? と思わせた。しかし徐々に調子を取り戻し、後半の14番、17番でバーディを奪って2オーバー72にスコアを収め、通算2オーバーで単独トップに躍り出た。
2打差の2位タイに全英連覇を狙うパドレイ・ハリントン(アイルランド)と、アジア人初のメジャーチャンピオンを目指す崔京周(韓)が続いている。そして、この日のベストスコアタイ(イーブンパー70)をマークしたサイモン・ウェイクフィールド(英)が通算5オーバーとし、前日の22位タイから単独4位に浮上。同じくベストスコアタイの70で回った歴代チャンピオンのベン・カーティス(米)が通算7オーバーで、アンソニー・キム(米)らとともに5位タイにつけている。
「ゴルフ人生で3本の指に入るくらいタフな1日だった」と第3ラウンドを終え単独トップに立ったノーマン。「強風だけなら、これまでにもっと苛酷な気象条件を経験している。しかしメジャーの3日目に、この位置でプレーすることの難しさは、言葉では言い尽くせない」。息子と同年代の選手に混じり、死力を尽くして上位を守ったわけだが、本人にとっても54ホール終了時でトーナメントをリードするなど、大会前は全く考えてもいなかったことだろう。
勝てばもちろん、メジャー史上最年長のチャンピオン。タイガー・ウッズ(米)が左ひざの故障で欠場した穴を、クリス・エバートさんと再婚したばかりのノーマンが埋め、大会の主役を務めている。ラウンド後、新婚のクリス夫人の手をしっかりと握り締め、和んだ表情を見せたゴルフ界のカリスマは明日、“50代でのメジャー優勝”という、とてつもない勲章に挑む。
その他、ベテランのデービス・ラブIII(米)が70の好スコアをマークし、通算9オーバーで、前日の69位タイから15位タイに急浮上。同じく15位タイにセルヒオ・ガルシア(スペイン)、ジム・フューリック(米)らがつけている。
第1ラウンド出遅れ、第2ラウンドで持ち直したフィル・ミケルソン(米)は再び6オーバー76を叩く低調ぶりで、通算13オーバー。アーニー・エルス(南ア)らとともに48位タイにとどまっている。
尚、7人出場した日本勢は全員予選で姿を消している。
メジャー今季第3戦、第137回全英オープンはイギリス、ロイヤル・バークデールを舞台に現地時間の19日、第3ラウンドの競技を終了。首位に1打差の2位からスタートしたノーマンは、いきなりのボギー発進で6番終了時点でスコアを3つ落とし、快進撃もここまでか? と思わせた。しかし徐々に調子を取り戻し、後半の14番、17番でバーディを奪って2オーバー72にスコアを収め、通算2オーバーで単独トップに躍り出た。
2打差の2位タイに全英連覇を狙うパドレイ・ハリントン(アイルランド)と、アジア人初のメジャーチャンピオンを目指す崔京周(韓)が続いている。そして、この日のベストスコアタイ(イーブンパー70)をマークしたサイモン・ウェイクフィールド(英)が通算5オーバーとし、前日の22位タイから単独4位に浮上。同じくベストスコアタイの70で回った歴代チャンピオンのベン・カーティス(米)が通算7オーバーで、アンソニー・キム(米)らとともに5位タイにつけている。
「ゴルフ人生で3本の指に入るくらいタフな1日だった」と第3ラウンドを終え単独トップに立ったノーマン。「強風だけなら、これまでにもっと苛酷な気象条件を経験している。しかしメジャーの3日目に、この位置でプレーすることの難しさは、言葉では言い尽くせない」。息子と同年代の選手に混じり、死力を尽くして上位を守ったわけだが、本人にとっても54ホール終了時でトーナメントをリードするなど、大会前は全く考えてもいなかったことだろう。
勝てばもちろん、メジャー史上最年長のチャンピオン。タイガー・ウッズ(米)が左ひざの故障で欠場した穴を、クリス・エバートさんと再婚したばかりのノーマンが埋め、大会の主役を務めている。ラウンド後、新婚のクリス夫人の手をしっかりと握り締め、和んだ表情を見せたゴルフ界のカリスマは明日、“50代でのメジャー優勝”という、とてつもない勲章に挑む。
その他、ベテランのデービス・ラブIII(米)が70の好スコアをマークし、通算9オーバーで、前日の69位タイから15位タイに急浮上。同じく15位タイにセルヒオ・ガルシア(スペイン)、ジム・フューリック(米)らがつけている。
第1ラウンド出遅れ、第2ラウンドで持ち直したフィル・ミケルソン(米)は再び6オーバー76を叩く低調ぶりで、通算13オーバー。アーニー・エルス(南ア)らとともに48位タイにとどまっている。
尚、7人出場した日本勢は全員予選で姿を消している。








