ティム・クラーク（南ア）が、世界ランキングでごぼう抜きを演じた。

　先週行われた豪州ツアーのメジャー大会、オーストラリアン・オープンをマシュー・ゴギン（豪）とのプレーオフの末に制したクラークは、米国時間15日発表の最新同ランキングで42位から14ランクアップ。28位タイに浮上し、トップ30に食い込んだ。

　一方、クラークに惜敗を喫したゴギンは、2週前のオーストラリアンPGA選手権でもジェフ・オギルビー（豪）に敗れており2週連続で2位に終わったが、同ランクでは70位から58位へと順位を上げている。

　また、欧州、南ア両ツアー共催のアルフレッド・ダンヒル選手権で優勝したリチャード・スターン（南ア）は、39ランクアップして74位となった。

　1位タイガー・ウッズ（米）、2位セルヒオ・ガルシア（スペイン）、3位フィル・ミケルソン（米）の上位陣に変動はない。日本勢は片山晋呉の34位が最高位。高校生プロの石川遼は前週と同じ62位をキープしている。