国内女子
桃子、三つ巴のプレーオフ制す!! さくら12位タイ
2009年8月9日(日)午後6:29
国内女子ツアーのアクサレディスゴルフトーナメントは9日、北海道の苫小牧ゴルフリゾート72エミナGCを舞台に最終ラウンドの競技を行った。首位タイと1打差の4位タイからスタートした上田桃子が、6バーディ、2ボギーの4アンダー68でホールアウト。通算11アンダーで並んだ有村智恵、李知姫(韓)をプレーオフで下し、今季初勝利を飾った。
持ち前の勝負強さを発揮した上田が、鮮やかな逆転勝ちを収めた。前半を3バーディ、2ボギーの1アンダーで折り返したこの日、終盤に猛チャージを仕掛ける。好調なショットを武器に14、15番でバーディを連取すると、17番パー5でも確実にスコアを伸ばして三つ巴のプレーオフへ突入。プレーオフ1ホール目で有村が脱落すると、迎えた2ホール目ではラフから放った2打目がそのままピンに当たるスーパーショット。パーに終わった李を尻目に、短いバーディパットを沈めて両腕を空に突き上げた。「前回、遼クン(石川遼)が北海道で勝っていたので、負けていられないと思っていました。これからもたくさん国内ツアーに出るので、また頑張りたいです」と笑顔を弾かせた。
今季の上田は主戦場の米ツアーでトップ10フィニッシュが1回もないなど、プチスランプに陥っていた。しかし、スポット参戦した今大会では07年賞金女王の実力を存分に披露し、貫禄の白星奪取。シーズン後半戦に差し掛かっている米ツアーでの戦いに弾みをつけた。
その他、初優勝を狙った森田理香子は1打及ばず、通算10アンダー単独4位、申ジエ(韓)が通算8アンダー単独7位に終わり、ノーボギーの4アンダー68で回った諸見里しのぶは、古閑美保らと同じ通算7アンダー8位タイでフィニッシュしたが、今季4勝目に王手をかけていた横峯さくらは2オーバー74と崩れ、通算6アンダーで12位タイに沈んだ。
持ち前の勝負強さを発揮した上田が、鮮やかな逆転勝ちを収めた。前半を3バーディ、2ボギーの1アンダーで折り返したこの日、終盤に猛チャージを仕掛ける。好調なショットを武器に14、15番でバーディを連取すると、17番パー5でも確実にスコアを伸ばして三つ巴のプレーオフへ突入。プレーオフ1ホール目で有村が脱落すると、迎えた2ホール目ではラフから放った2打目がそのままピンに当たるスーパーショット。パーに終わった李を尻目に、短いバーディパットを沈めて両腕を空に突き上げた。「前回、遼クン(石川遼)が北海道で勝っていたので、負けていられないと思っていました。これからもたくさん国内ツアーに出るので、また頑張りたいです」と笑顔を弾かせた。
今季の上田は主戦場の米ツアーでトップ10フィニッシュが1回もないなど、プチスランプに陥っていた。しかし、スポット参戦した今大会では07年賞金女王の実力を存分に披露し、貫禄の白星奪取。シーズン後半戦に差し掛かっている米ツアーでの戦いに弾みをつけた。
その他、初優勝を狙った森田理香子は1打及ばず、通算10アンダー単独4位、申ジエ(韓)が通算8アンダー単独7位に終わり、ノーボギーの4アンダー68で回った諸見里しのぶは、古閑美保らと同じ通算7アンダー8位タイでフィニッシュしたが、今季4勝目に王手をかけていた横峯さくらは2オーバー74と崩れ、通算6アンダーで12位タイに沈んだ。