海外男子
今田3差6位タイ浮上! 昨年のリベンジなるか?
2008年5月18日(日)午後0:00
今田竜二がノーボギーの完璧なゴルフで優勝戦線に浮上した。
米男子ツアーのAT&Tクラシックはジョージア州TPCシュガーローフを舞台に、現地時間の17日、第3ラウンドの競技を終了。前日16位タイにつけていた今田が、6バーディ(ノーボギー)を奪う猛攻で66をマーク。通算10アンダーとし、首位のチャールズ・ハウエルIII(米)に3打差の6位タイへ順位を上げた。「3番でセカンドをミスして12メートルのパットを残してしまったが、その長いパットが入ってくれて波に乗ることが出来た」と言う今田。その後も良いパーセーブを連発し、要所でパットを決めてスコアを伸ばした。
昨年のこの大会。首位タイでホールアウトすると、マスターズチャンピオンのザック・ジョンソン(米/現在通算6アンダー18位タイ)とのプレーオフに挑んだ。しかし最後は池につかまって万事休す。格上のジョンソンに優勝を譲る形となった。しかし今年は立場が逆転。現在賞金ランク22位につける今田は、同ランク84位につけるジョンソンよりもずっと好調なシーズンを過ごしてきた。もちろん敵はジョンソンだけではないが、上位選手の中で今田よりもランク上位につけているのはスチュワート・シンク(米/現在通算6アンダー18位タイ)だけ。願ってもない展開であることだけは間違いない。
「去年のプレーオフはすごく大きな自信になった。いいプレーをすれば自分も勝つことができる。それを本当の意味で実感できたことが大きかった」(今田)。以前は「弱点」と語っていたドライバーがこの日はフェアウェイを外したのがわずか1ホールと圧倒的な安定感を誇っている。昨日まで微妙に読みが外れたパットも好調で非の打ちどころがない。この2日間ノーボギーというのも、いかにコースとの相性が良いかを示している。このままのプレーを続ければ、昨年プレーオフで敗れた悔しさを晴らし、悲願の米ツアー初優勝も夢ではない。残り18ホール、今田が本気でトロフィーを狙う。
そんな今田の前に立ちはだかるのは、昨年のニッサン・オープン以来となるツアー通算3勝目を目指す首位のハウエルIIIの他、通算12アンダー単独2位につけるベテランのケニー・ペリー(米)。さらに通算11アンダー3位タイのメジャー優勝経験者デビッド・トムズ(米)、ジョナサン・バード(米)、ライアン・パーマー(米)ら。今年の賞金ランクでは今田の方が上だが、彼らはいずれも“勝ち方を知っている”優勝経験者。今田に油断は禁物だ。
米男子ツアーのAT&Tクラシックはジョージア州TPCシュガーローフを舞台に、現地時間の17日、第3ラウンドの競技を終了。前日16位タイにつけていた今田が、6バーディ(ノーボギー)を奪う猛攻で66をマーク。通算10アンダーとし、首位のチャールズ・ハウエルIII(米)に3打差の6位タイへ順位を上げた。「3番でセカンドをミスして12メートルのパットを残してしまったが、その長いパットが入ってくれて波に乗ることが出来た」と言う今田。その後も良いパーセーブを連発し、要所でパットを決めてスコアを伸ばした。
昨年のこの大会。首位タイでホールアウトすると、マスターズチャンピオンのザック・ジョンソン(米/現在通算6アンダー18位タイ)とのプレーオフに挑んだ。しかし最後は池につかまって万事休す。格上のジョンソンに優勝を譲る形となった。しかし今年は立場が逆転。現在賞金ランク22位につける今田は、同ランク84位につけるジョンソンよりもずっと好調なシーズンを過ごしてきた。もちろん敵はジョンソンだけではないが、上位選手の中で今田よりもランク上位につけているのはスチュワート・シンク(米/現在通算6アンダー18位タイ)だけ。願ってもない展開であることだけは間違いない。
「去年のプレーオフはすごく大きな自信になった。いいプレーをすれば自分も勝つことができる。それを本当の意味で実感できたことが大きかった」(今田)。以前は「弱点」と語っていたドライバーがこの日はフェアウェイを外したのがわずか1ホールと圧倒的な安定感を誇っている。昨日まで微妙に読みが外れたパットも好調で非の打ちどころがない。この2日間ノーボギーというのも、いかにコースとの相性が良いかを示している。このままのプレーを続ければ、昨年プレーオフで敗れた悔しさを晴らし、悲願の米ツアー初優勝も夢ではない。残り18ホール、今田が本気でトロフィーを狙う。
そんな今田の前に立ちはだかるのは、昨年のニッサン・オープン以来となるツアー通算3勝目を目指す首位のハウエルIIIの他、通算12アンダー単独2位につけるベテランのケニー・ペリー(米)。さらに通算11アンダー3位タイのメジャー優勝経験者デビッド・トムズ(米)、ジョナサン・バード(米)、ライアン・パーマー(米)ら。今年の賞金ランクでは今田の方が上だが、彼らはいずれも“勝ち方を知っている”優勝経験者。今田に油断は禁物だ。








