アーロン・バデリー（豪）が約2年半ぶりの米ツアー優勝を目指し、レジェンズ・リノ・タホ・オープン（現地時間6日開幕、ネバダ州リノ、モントリューG＆CC）に挑む。

　WGC-ブリヂストン招待と同週開催となる今大会だけに、トッププレーヤーの大半は出場していない。それだけにパターの名手として知られるバデリーは、絶好のチャンスを逃すわけにはいかない。豪州期待の若手としてアダム・スコット（豪）と並び称され、米ツアー2勝を挙げている。だが、ここ2年以上勝ち星がなく、今季もこれまで17試合に出場しながらトップ10入りがわずかに2回と、成績は今ひとつ。それでもツアー13位タイ（1ホール平均1.734）のパッティングを武器に、久々の勝利を手にしたいところだ。

　他に大会2勝のボーン・テイラー（米）、ジョン・ロリンズ（米）らも参戦。強豪の居ない間に白星をつかもうと激しい戦いが繰り広げられる。