海外男子
GM破綻でビュイック・オープン終了へ
2009年7月29日(水)午後1:45
昨年にアメリカを襲ったリーマンショックの影響が、いよいよ米ツアーにはっきりとした形で現れはじめた。
現地時間30日に米国自動車産業の本拠地デトロイト郊外(ミシガン州グランドブランク、ワーウィックヒルズG&CC)を舞台に開催されるビュイック・オープンは、“ビッグ3”の一角だったゼネラルモーターズ(GM)がスポンサーを務める1958年から続く老舗トーナメント。途中で大会名が変わったこともあるが、基本的にはGMのサポートの下、ビュイック・オープンとして親しまれてきた。
GMは、かつて年間5つの大会を開催していたが、徐々にその数は減り現在は2月のビュイック招待とこの大会だけ。そんな現状の中で大不況を受け、さすがのモンスター企業もこれを乗り越えることができず、シンボルであるタイガー・ウッズ(米)との長期に渡るスポンサー契約を終結。さらに6月1日に米連邦破産法11章の適用を申請し、事実上アメリカ政府によって国有化されている。
タイガー・ウッズ(米)らトッププレーヤーが出場し、大いに盛り上がるはずの今大会だが、それとは別に気になるのはビュイック招待の今後だ。昨年タイガーとロッコ・メディエート(米)が19ホールの死闘(プレーオフ)を演じた全米オープンの舞台としても知られる名門トリーパインズGC(カリフォルニア州サンディエゴ)の名物トーナメントは来年まで行われる予定だが、果たしてツアーがこの状況を許すのか。成り行きが気になるところだ。
現地時間30日に米国自動車産業の本拠地デトロイト郊外(ミシガン州グランドブランク、ワーウィックヒルズG&CC)を舞台に開催されるビュイック・オープンは、“ビッグ3”の一角だったゼネラルモーターズ(GM)がスポンサーを務める1958年から続く老舗トーナメント。途中で大会名が変わったこともあるが、基本的にはGMのサポートの下、ビュイック・オープンとして親しまれてきた。
GMは、かつて年間5つの大会を開催していたが、徐々にその数は減り現在は2月のビュイック招待とこの大会だけ。そんな現状の中で大不況を受け、さすがのモンスター企業もこれを乗り越えることができず、シンボルであるタイガー・ウッズ(米)との長期に渡るスポンサー契約を終結。さらに6月1日に米連邦破産法11章の適用を申請し、事実上アメリカ政府によって国有化されている。
タイガー・ウッズ(米)らトッププレーヤーが出場し、大いに盛り上がるはずの今大会だが、それとは別に気になるのはビュイック招待の今後だ。昨年タイガーとロッコ・メディエート(米)が19ホールの死闘(プレーオフ)を演じた全米オープンの舞台としても知られる名門トリーパインズGC(カリフォルニア州サンディエゴ)の名物トーナメントは来年まで行われる予定だが、果たしてツアーがこの状況を許すのか。成り行きが気になるところだ。








