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海外男子

A.フィッツパトリックが単独首位で最終日へ「たくさんの応援があって、それが最高だった」 早くも2勝目のチャンス

2026年5月10日(日)午後2:58

 米男子ツアーのトゥルーイストチャンピオンシップは9日、ノースカロライナ州のクエイルホロークラブで第3ラウンド(7,583ヤード・パー71)が終了。同州ウェイクフォレスト大学出身のアレックス・フィッツパトリック(英)が8バーディ、1ボギーの「64」を叩き出し、通算14アンダー単独首位で最終日を迎える。

 アレックスは2週前のダブルス戦、チューリッヒクラシック オブ ニューオーリンズに兄マシューと出場し、ツアー初優勝を達成。PGAツアーメンバーとしての初戦となった前週のキャデラックチャンピオンシップを9位タイで終えると、2戦目の今大会で早くも2勝目(個人戦初優勝)のチャンスが巡ってきた。

―スムーズにPGAツアーへ順応できている理由

 兄の存在は本当に大きいと思う。兄はライダーカップも、メジャー制覇も、自分がこの競技で成し遂げたいことを全部経験してきた選手だからね。その姿を近くで見てこられたことで、何が必要なのか、どんな雰囲気なのかをすごく理解できていたと思う。実際に(PGA)ツアーへ来る前から選手たちとも顔見知りになれていたのも、馴染むうえですごく助けになった。それが今日みたいな場面でも大きかったと思う。

―18番を歩きながら「夢みたいだ」とキャディに話していた

 本当にたくさんの応援があって、それが最高だった。ウェイクフォレストのみんなにも感謝したいね。本当に大きな声援があった。そういう雰囲気を受け入れて、周りを見渡して、自分の名前を叫んでくれる人たちがたくさんいるのを感じられたことは、自分にとってすごく助けになったよ。

―この2週間の好成績はシード確保による安心感が大きい?

 確かにシード争いをしなくていい状況だと、気持ちはかなり楽になると思う。それは大きいね。でも今年はずっと、自分のゴルフ自体がいい状態にあると感じていた。特にDPワールドツアーでは、内容は良かったのに結果につながっていなかった感じだったんだ。それでもヨハネスブルグオープンで6位に入って、終盤4~5ホールでは優勝のチャンスもあると思えた。

 でもそこで勝ち切れなかった。ゴルフというのは不思議で、その時は「もう2度と優勝のチャンスなんて来ないかもしれない」とも考えていた。でもその2週間後のインド(ヒーローインディアンオープン)で、すごく難しいコースでしっかりしたゴルフができて勝つことができた。その壁を越えて、優勝経験を持てたことは、自分を前に進めるうえですごく大きかったと思う。

―明日、優勝できたら

 もちろんすごく大きな意味があるよ。この半年くらい、自分の中では「人生にはゴルフ以外にも大事なものがある」という考え方を持つようにしてきた。もちろん勝ちたいし、そのためなら全てをかけるつもりだよ。でも、もし明日勝てなかったとしても、いつかは勝てると信じたい。結局のところ、自分ができるのはコースに出て、その状況を楽しむことだけなんだ。

(写真:Getty Images)
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