日韓亜ツアー共催大会のシンハン ドンヘオープンが11日に韓国で開幕する。今年はアジアで唯一ザ・プレジデンツカップが開催されたジャックニクラスゴルフクラブ（7,471ヤード・パー72）が舞台。昨年大会は同国のクラブ72カントリークラブで開催され、平田憲聖が通算22アンダーで2週連続優勝を飾った。

　今年から米下部ツアーを主戦場とする平田こそ不在だが、前週のロピアフジサンケイクラシックで国内ツアー初優勝を飾った長野泰雅、単独2位に入った杉浦悠太が好調をキープして韓国に乗り込む。

　また、賞金レースを引っ張る生源寺龍憲、金子駆大、小西たかのり、小平智、河本力、大岩龍一、清水大成、池村寛世、浅地洋佑、阿久津未来也、小斉平優和や、歴代王者の比嘉一貴、今季初優勝が待たれる石川遼のプレーにも注目したい。

　開幕前日のフォトコールにキム・ソンヒョン（韓）、宋永漢（韓）らと出席した石川は、「ジャック・ニクラス設計の日本にはなかなかないコースなので、非常にタフですが面白いコースだなと思います」と大会を楽しみにしている。

　また、ロピアフジサンケイクラシックで今季初のトップ10入り（10位タイ）を果たしており、自身のコンディションについては「悪くないです」とコメント。「今週は優勝争いができるように頑張りたいです」と抱負を口にした。

（KPGA提供）