33歳の小西たかのりが、国内男子ツアーの新規大会、前澤杯 MAEZAWA CUP（千葉県／MZ GOLF CLUB）でツアー初優勝を飾った。

―優勝を決めた今の気持ちは

　勝てて嬉しいです。ここに来るまで長かったと感じますが、ようやく報われました。どんな形であれ、勝つというのはすごく特別なことだと改めて感じています。

―追われる立場での最終ラウンド

　あまり意識せずに、目の前の一打一打に集中するように心がけました。

―鍵となったショットは

　17番の15メートルくらいのパットです。「入っちゃった」という感じでした。

―風の影響があった

　すごく難しかったです。特に5番、8番は想像以上に風が強く、セカンドショットでベタピンに寄せられなかったのは少し残念でした。

―今週はショットが冴えているように見えた

　初日は少し苦しみましたが、それ以降はすごく良かったと思います。

―結果が出ない時期もあった

　周りの選手やコーチの支えもあって、続けることができました。

―やめようと思ったことはあるか

　正直ありました。でも「まだ自分は本気のゴルフができていない」という思いがあったので、ここまで続けることができました。

―中学時代に一度ゴルフを離れたが、再開したきっかけは

　石川遼選手の優勝を見て「またゴルフやりたいな」と思ったのがきっかけです。

―今後の目標

　このまま良い流れをキープして、次の試合も良い形で臨みたいです。

（写真：JGTO Images）