国内男子ツアーの開幕戦、東建ホームメイトカップ（三重県／東建多度カントリークラブ・名古屋）で生源寺龍憲がツアー初優勝を飾った。

―ツアー初優勝

　今日（日曜日）はプレーしていないのであまり実感はないですが、皆さんにお祝いして頂いて嬉しいですし、やっと勝てたという感じです。良いスタートが切れたなと思います。

※13日の最終ラウンドは悪天候により中止。競技は54ホールに短縮された。

―昨年大会は2位だった

　このコースでまた良いスコアでラウンドすることができたので嬉しく思いますし、優勝できたのは嬉しいです。

―最終ラウンドに向けて準備はしていた

　あるだろうと思ってしっかり準備もしていましたし、割とリラックスして過ごせたかなと思います。

―3日間でボギーは2つだけ

　ボギー2つはもったいないミスだったと思いますが、グリーンを外した時でもアプローチで寄せられましたし、大きなピンチが少ない3日間だったと思います。

―勝因は

　ラインはけっこう読めていて、2～3メートルくらいのパッティングが決められていたかなと思います。

―悔しい思いをした試合が多かった

　去年も勝てない試合がたくさんありましたし、アジアンツアーに行っても上位に食い込めないというのもありました。自分が取り組んでいることの答え合わせを早くしたかったというのがあります。今回勝つことができて、自分が進んできたことが正しいというか、自信を持ってやっていけるのかなと思います。

―ツアー初優勝までの道のり

　全体的にみると順調なのかなと思いますが、上手い選手に追いつきたいという気持ちもあるので、そこは自分の中で焦りを持って取り組んでいきたいです。

―同級生の金谷拓実選手、渋野日向子選手らの活躍に刺激を受けた

　自分も早く優勝したいという気持ちがありましたし、同世代の選手が上に行っている姿を見て早く追いつきたいとずっと思っていました。それが原動力でもあると思います。

―優勝を一番に伝えたのは

　大学時代のコーチだった水巻善典プロに電話して「やっと勝てました」と報告しました。すごく喜んでもらえて、僕もすごく嬉しかったですし、やっとスタートが切れたと思いました。

―今後の目標

　PGA（ツアー）にも挑戦したいと思います。日本で開催されるPGAツアー（ベイカレント・クラシック）もあるので出場を目指して頑張りたいと思います。

（写真：JGTO Images）