レッスン
アプローチでスピンを効かせたいときはフェースを開いてハンドレイト気味に構えよう
2025年2月20日(木)午前10:22
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今回は非常に難易度の高いアプローチのレッスンをしましょう。
ピンまでの距離が短く、なおかつエッジからピンまでの距離も近く、グリーンは下り傾斜で、ライは左足上がりの逆目。こういう状況の場合、グリーン手前でワンクッションさせるのはもちろんですが、できるだけスピンを掛けてボールを止めたいところです。
ポイントは、フェースを開くこと。思い切って15度前後開きましょう。「フェースを開く=ボールを上げること」と思っているゴルファーも多いようですが、ここでフェースを開くのはスピンを掛けるためです。
また、フェースを開くことでソールが先に地面に当たるため、逆目の場合でもザックリしにくいというメリットもあります。少し手前にヘッドを落としてもソールが滑ってくれるのでダフリのミスは防げます。
構えに関してもう1つアドバイスをすると、フェースを開いてスピンを掛ける場合は、ハンドファーストで構えないようにすることが大事です。アマチュアゴルファーでもドライバーの練習が中心という人は、アプローチでもハンドファースト気味に構える人が多いのですが、手元が前に出ているとテークバックでクラブがインサイドに上がってしまいます。
スピンを掛けたいときは、少しハンドレイト気味に構えて、アウトサイドに上げるのが正解。インサイドに上げるクセが付いている人は、フェースを開くだけでなく、アウトサイドインのカット軌道を意識して打つようにしましょう。
スイングに関しては、通常のアプローチ同様、手首を使わず、体の回転でクラブを動かしましょう。また、フェースを開いた分、振り幅を少し大きめにすることも忘れないように。
最後に、どんなアプローチにも通じるアドバイスを。これは、丸山茂樹プロが常に言っていることですが、「これぐらいの振り幅で、こうやって打つぞ」と考えて素振りをしたら、絶対にそれをやり抜くこと。ゴルファーの中には、素振りでイメージを出していても、いざ構えると「もう少しこうした方がいいかな」と思い始め、素振りとは違うことをやってしまう人がいますが、そういうことは絶対にやらないように。決めた通りにやって、それが結果的にミスになっても、それが経験となって次のショットに生かされます。常に素振りを信じて打つようにしてください。
★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #123」より(放送・見逃し配信中)
ピンまでの距離が短く、なおかつエッジからピンまでの距離も近く、グリーンは下り傾斜で、ライは左足上がりの逆目。こういう状況の場合、グリーン手前でワンクッションさせるのはもちろんですが、できるだけスピンを掛けてボールを止めたいところです。
ポイントは、フェースを開くこと。思い切って15度前後開きましょう。「フェースを開く=ボールを上げること」と思っているゴルファーも多いようですが、ここでフェースを開くのはスピンを掛けるためです。
また、フェースを開くことでソールが先に地面に当たるため、逆目の場合でもザックリしにくいというメリットもあります。少し手前にヘッドを落としてもソールが滑ってくれるのでダフリのミスは防げます。
構えに関してもう1つアドバイスをすると、フェースを開いてスピンを掛ける場合は、ハンドファーストで構えないようにすることが大事です。アマチュアゴルファーでもドライバーの練習が中心という人は、アプローチでもハンドファースト気味に構える人が多いのですが、手元が前に出ているとテークバックでクラブがインサイドに上がってしまいます。
スピンを掛けたいときは、少しハンドレイト気味に構えて、アウトサイドに上げるのが正解。インサイドに上げるクセが付いている人は、フェースを開くだけでなく、アウトサイドインのカット軌道を意識して打つようにしましょう。
スイングに関しては、通常のアプローチ同様、手首を使わず、体の回転でクラブを動かしましょう。また、フェースを開いた分、振り幅を少し大きめにすることも忘れないように。
最後に、どんなアプローチにも通じるアドバイスを。これは、丸山茂樹プロが常に言っていることですが、「これぐらいの振り幅で、こうやって打つぞ」と考えて素振りをしたら、絶対にそれをやり抜くこと。ゴルファーの中には、素振りでイメージを出していても、いざ構えると「もう少しこうした方がいいかな」と思い始め、素振りとは違うことをやってしまう人がいますが、そういうことは絶対にやらないように。決めた通りにやって、それが結果的にミスになっても、それが経験となって次のショットに生かされます。常に素振りを信じて打つようにしてください。
★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #123」より(放送・見逃し配信中)
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