ニュース・コラム

本番以外 PCニュース詳細 ビルボード /21153358/73520
レッスン

アプローチでスピンを効かせたいときはフェースを開いてハンドレイト気味に構えよう

2025年2月20日(木)午前10:22

この記事のキーワード
 今回は非常に難易度の高いアプローチのレッスンをしましょう。

 ピンまでの距離が短く、なおかつエッジからピンまでの距離も近く、グリーンは下り傾斜で、ライは左足上がりの逆目。こういう状況の場合、グリーン手前でワンクッションさせるのはもちろんですが、できるだけスピンを掛けてボールを止めたいところです。

 ポイントは、フェースを開くこと。思い切って15度前後開きましょう。「フェースを開く=ボールを上げること」と思っているゴルファーも多いようですが、ここでフェースを開くのはスピンを掛けるためです。

 また、フェースを開くことでソールが先に地面に当たるため、逆目の場合でもザックリしにくいというメリットもあります。少し手前にヘッドを落としてもソールが滑ってくれるのでダフリのミスは防げます。

 構えに関してもう1つアドバイスをすると、フェースを開いてスピンを掛ける場合は、ハンドファーストで構えないようにすることが大事です。アマチュアゴルファーでもドライバーの練習が中心という人は、アプローチでもハンドファースト気味に構える人が多いのですが、手元が前に出ているとテークバックでクラブがインサイドに上がってしまいます。

 スピンを掛けたいときは、少しハンドレイト気味に構えて、アウトサイドに上げるのが正解。インサイドに上げるクセが付いている人は、フェースを開くだけでなく、アウトサイドインのカット軌道を意識して打つようにしましょう。

 スイングに関しては、通常のアプローチ同様、手首を使わず、体の回転でクラブを動かしましょう。また、フェースを開いた分、振り幅を少し大きめにすることも忘れないように。

 最後に、どんなアプローチにも通じるアドバイスを。これは、丸山茂樹プロが常に言っていることですが、「これぐらいの振り幅で、こうやって打つぞ」と考えて素振りをしたら、絶対にそれをやり抜くこと。ゴルファーの中には、素振りでイメージを出していても、いざ構えると「もう少しこうした方がいいかな」と思い始め、素振りとは違うことをやってしまう人がいますが、そういうことは絶対にやらないように。決めた通りにやって、それが結果的にミスになっても、それが経験となって次のショットに生かされます。常に素振りを信じて打つようにしてください。

★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #123」より(放送・見逃し配信中)
本番以外 PCニュース詳細 記事下左 /21153358/73525
本番以外 PCニュース詳細 記事下右 /21153358/73526

関連番組

内藤雄士のテクゴル

関連記事

ゴルフネットワークは以下の放送サービスからご視聴いただけます

  • ココロ動く、未来へ。スカパー!
    衛星放送多チャンネルサービス
    パソコン・スマートフォン
    タブレット視聴サービス
  • J:COM
    国内最大手のケーブルテレビ運営会社
    パソコン・スマートフォン
    タブレット視聴サービス
  • GOLF NETWORK PLUS
    パソコン・スマートフォンで視聴できる
    インターネット配信サービス
    パソコン・スマートフォン
    タブレット視聴サービス
    • 権利上の理由により、一部番組がテレビ放送と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
  • prime video
    Amazonプライム会員向けの
    動画配信サービス
    Amazonプライム会員なら
    簡単登録!
    • 権利上の理由により、一部番組がテレビ放送と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
  • 全国のケーブルテレビ
  • ひかりTV
    光回線をテレビに接続して
    視聴するサービス
  • auひかり
    auの光ファイバーをテレビに接続して 視聴するサービス
施設、店舗など法人でゴルフネットワークの
ご利用をご検討中のお客様へ

ゴルフ場や練習場のロビー、ゴルフ用品店、飲食店、スポーツジムや
ホテル客室などで、ゴルフネットワーク法人視聴をぜひご活用ください。