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グリップを見直して冬場でも大きなスイングを「ストロンググリップ」

2022年2月9日(水)午後0:34

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 プロアマを問わず、少しでも飛距離を伸ばしたいというのは誰でも考えること。そしてそれを実現するためには、それ相応の練習を積まなければいけないと考えている人も多いと思います。

 ただ、ちょっとしたことを変えるだけで飛距離が劇的に伸びることもあります。今回は、誰でも簡単に変えられるポイントをお教えしたいと思います。

 それはグリップです。基本的に球がつかまらないことが多いという人だけでなく、冬場になるとボールが右に出て、こすりダマ状態で右へ飛んでしまうという人もグリップを確認してください。

 正面から見て左手がかぶったストロンググリップにすると、球がつかまりやすくなるということは多くの人がご存じだと思いますが、そのストロングをさらに強めてみてください。

 ポイントは、よくいわれるように、正面から見て左手の握りこぶしがしっかり見えるようにすること。また、左手の親指と人差し指をしっかりくっつけることも大事です。そうすることでよりストロングで握りやすくなります。

 さらに重要になってくるのは、右手の握り方。左手のストロング度を強くすると、右手は横から入れるような形になりますが、このとき横から入りすぎないようにしましょう。もちろん多少横からにはなるのですが、両手で握ったときに左手の親指が見えていてはダメ。右手の腹で左手の親指を包み込むように握り、親指が見えないようにしてください。

 それともうひとつ、ストロングに握るほど手元が下がったハンドダウンになりがちなのですが、少し手元を上げてハンドアップで構えましょう。そうすると前傾姿勢も少し浅くなり、身長が高くなったように見えるはずですが、それが“飛ばせる”構えです。

 アマチュアゴルファーに限らず、冬場になるとプロたちでも寒さや着ぶくれでいつものように振れなくなってくるもの。そうするとスイングが知らず知らずのうちに縮こまってしまい、「振れないから、当てにいく。その結果、さらに手打ちになる」という悪循環に陥ってしまいます。そうならないためにも、ストロンググリップで握ると同時に大きく構える練習もしておくことが大事です。

 「ちょっとしたことで変わる」といいましたが、これらのことをいきなりコースでやっても上手くいきません。練習のときからこの2つのポイントを意識して、コースでは当たり前のようにできるようにしておきましょう。

★CS放送ゴルフネットワーク「あすゴル!ゴルフ部(出演:内藤雄士PGAティーチングプロ、大和笑莉奈プロ、高橋恵プロ、森はなさん、萩原菜乃花さん、芹澤名人/毎週日曜よる10時初回放送)」#202より
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