ポストタイガー（ウッズ／米）世代に19歳のローリー・マッキルロイ（北アイルランド）が割って入ろうとしている。

　今季欧州ツアーで初優勝を果たして米ツアーに乗り込んだマッキルロイ。WGC-アクセンチュア・マッチプレー選手権で準々決勝進出、ザ・ホンダ・クラシック13位タイとまずまずの結果を残し、着実に経験を積んでいる。現在、同世代には世界ランクNo.2のセルヒオ・ガルシア（スペイン）を筆頭に、アダム・スコット（豪）、アーロン・バデリー（豪）、アンソニー・キム（米）らの名前が挙がっている。いずれも米ツアーの優勝はあるが、メジャータイトルには手が届いていない。

　そんなタイミングで登場しただけに、マッキルロイがどこまでやれるかに世界中が注目。特に初出場となるマスターズまでにどれだけ技と心を磨けるか、固唾を呑んで見守っている。